安楽智大投手は4番ファーストで出場、登板の予定たたず

安楽智大, 済美高

 今年の高校生で最も注目をされる済美・安楽智大投手だが、練習試合解禁日のこの日は4番ファーストで出場し、Wヘッダー2試合で3安打を放った。しかし投球については昨年痛めた右ひじについて、痛みは完全に取れたというが違和感がまだ残り、投球練習は現在でも捕手を立たせての段階となっている。

 

夏までに

 済美高校は今日9日は明徳義塾と、また来週15日には浦和学院との練習試合が組まれている。もちろん相手校は安楽智大投手との対戦を希望しての事だろうが、安楽投手の登板は微妙のようだ。

 昨年の秋季大会で痛めた右ひじは順調に回復していたと見られ、ブルペンでの投球も行っていたのだが、まだ違和感が残っているようだ。安楽投手は「焦って同じ怪我をしては意味がない。夏に向けてやっているので焦りもない」と話し、大切なひじを痛めないようにあえてゆっくりと調整をしている。

 上甲監督も「まだ4分か5分の状態。肘を確かめながら投げている段階」と話し、「まだ怖がっているかな、自分も待っている」と話した。4月には春季愛媛大会が開幕するが、そこでのピッチングも微妙との事。

 とにかくケガの状態は自分しかわからない。自分が行けると思うまでは投げなくても良いとおもう。昨年だけで157km/hを記録しセンバツで準優勝し、18Uでキューバを完封した。実績も高い素質も証明済みなのだから、あとは最終的な目標である甲子園での優勝に照準を合わせていけばよい。

 

4番として、主将として

 安楽投手は打撃でもスラッガー候補として高い評価を受けている。またチームでは主将を任されている。この日の丸亀城西との練習試合では4番一塁手として出場し、Wヘッダー2試合で3安打2打点を記録、2本の2ベースヒットなど打撃は調子が良いようだ。

 まずは4番として、主将としてチームを引っ張り、春季大会では夏のシード権獲得を狙う。

 

 昨秋の愛媛県大会で右肘を痛めた安楽は、今年1月4日の始動日に「完治宣言」。痛みはなくなったが、この日もブルペンで捕手を立たせ、約30球の投球にとどめた。最速157キロ右腕は「焦って同じ怪我をしては意味がない。夏に向けてやっているので焦りもない」と先を見据え、第1試合の丸亀城西戦では初打席で左前へ先制打を放つなどバットで貢献した。

 上甲正典監督(66)も「まだ4分か5分の状態。肘を確かめながら投げている段階」と説明。24日に初戦を迎える春季愛媛県大会中予地区予選での登板も厳しいと明かした。

済美・安楽、打で見せた - デイリースポーツ紙面:2014/3/9

 


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