常葉菊川・桑原樹投手にスカウトが高い評価、八戸学院光星・蔡鉦宇選手も活躍見せる

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 常葉菊川の桑原樹選手、八戸学院光星の蔡鉦宇選手など、今年のドラフト候補スラッガーも練習試合解禁で活躍を見せた。

 

6球団スカウト高い評価

 常葉菊川はこの日、佐野日大、浜松工と練習試合を行い、佐野日大・田嶋大樹投手もいることもあり6球団のスカウトが集まった。その中でプロ注目のスラッガー・桑原樹選手が、浜松工戦でフェンス直撃のタイムリー2ベースヒットなど1安打2打点、佐野日大戦では2安打2打点と、合計3安打4打点の活躍を見せた。

 田嶋投手との直接対決は無く、「逃げられました。勝負したかった」と話した桑原選手だが、プロのスカウトからの評価も上々で、東京ヤクルト・小田スカウトは「3拍子そろってるし、もう少し体ができればおもしろい」と話すと、オリックスの牧田スカウトも「遠くへ飛ばす技術は持っている」とコメントしている。

 スカウトへのアピールも上々のスタートとなった。体重も2kg増えたとの事で、夏の甲子園に向けてホームラン量産と行きたい。

 

蔡鉦宇選手は最後の大会へ

 センバツ大会に出場する八戸学院光星は、明秀日立と練習試合を行い、台湾からの留学生でプロ注目のスラッガー・蔡鉦宇選手は1戦目に5番ファーストで出場すると、4打数3安打3打点の活躍を見せた。

 蔡鉦宇選手は175cmと大きく無いが、左右に鋭い打球を放つスラッガーで、プロからも注目されている。しかし留学前に一度台湾の高校に入学しており、高校野球連盟の規定により公式大会に出場できるのはセンバツが最後となる。大舞台で活躍を見せてプロの道を開いて欲しい。

 

 久々の試合でも猛打は健在だった。常葉菊川の桑原が第1試合の浜松工戦で、フェンス直撃のタイムリー二塁打を放つなど、1安打2打点。2試合目の佐野日大戦でも2安打2打点と、“ドラフトイヤー”にまずは、順調発進した。

 体重2キロ増でスケールアップ。オフは「逆方向へ強く打つ」ことをテーマに臨んだ。この日144キロをマークした佐野日大の左腕・田嶋は浜松工戦に登板したため、プロ注目対決は惜しくもおあずけ。「逃げられました(笑い)。勝負したかった」と残念そうだったが、好投手を目の当たりにして気合が入った。

 ネット裏の評価は上々。ヤクルト・小田スカウトは「3拍子そろってるし、もう少し、体ができれば、おもしろい」と言えば、オリックス・牧田スカウトは「遠くへ飛ばす技術は持っている」と、打撃センスを認める。

 技ありの一打で、蔡が今年のチーム初打点をもたらした。1回2死二、三塁から、左手1本で左前へ先制の2点適時打。

 「打った直後に右手が(バットから)すっぽ抜けた。自分でもびっくりしました」と笑顔をみせた蔡。3回2死一、二塁では右前適時打、9回には左中間に三塁打を打ち、この日4打数3安打3打点。打順は昨秋の4番から5番へと変更したが、冬場に振り込んだ成果をさっそく発揮した。

 打撃フォームの改造が奏功した。以前は右足を大きく上げてタイミングを取っていたが調子が上がらず、7日の練習中に仲井宗基監督(43)と相談。すり足のように右足をほとんど上げない打法に変えた。


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