星稜・岩下大輝投手も悔い無し、「いずれはプロへ」

星稜高, 岩下大輝

 星稜高校のエース・岩下大輝投手も甲子園を去った。9回まで1失点に抑え1-1の同点で延長にもつれ込む。しかし10回も続投した岩下投手は4失点した。160球を投げて敗れたものの岩下投手に悔いはない。

岩下投手と甲子園

 岩下投手は昨年夏の甲子園、初戦の鳴門戦で7回に一挙8点を失い9失点で降板している。くしくもこの試合に勢いのあるストレートを評価されプロ注目投手になったが、甲子園には悔いだけを残していた。

 そしてこの夏、奇跡的な逆転で甲子園に戻ってくると、初戦の静岡戦で149球を投げて完投、2回戦の鹿屋中央戦では6回を好投し9回には再び登板して締めた。そしてこの日も160球を完投し、昨年できなかった「投げ切った」という思いが強いだろう。試合後に「野球は楽しむものだと強く感じた」と話した。

 延長10回、結果的には四球になってしまうが、1アウト2塁の場面で迎えた4番・深江大晟選手への敬遠の指示を拒否した。強い想いで「勝負しておけばよかった」という悔いを残さなかった。

 

プロへ

 試合後に岩下投手は「最終的にはプロに行きたい」と話した。この夏の石川大会の投球も、この甲子園の投球もまだ粗削りと言える。しかし140km/h中盤のストレートは真ん中に入っても力で押せる球威がある。打撃にもプロは注目しており、素質を評価してドラフト会議で指名があるかもしれない。

 奇跡の星稜ナインが力尽きた。1‐1で突入した延長十回にエース・岩下が4失点。その裏の攻撃は三者凡退に終わり、19年ぶりの8強入りはならなかった。石川大会決勝で九回に8点差をひっくり返す大逆転劇を演じて注目を浴び、甲子園でも粘り強い戦いで2勝を挙げた。岩下は激動の夏を振り返り「野球は楽しむものだと強く感じた」と誇らしげ。「最終的にはプロに行きたい」と将来の夢も語った。


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