高校野球山形大会ではプロ注目の高校通算45本塁打スラッガー・青木陸選手が3打数2安打1打点の活躍で初戦を突破した。この試合には千葉ロッテ、横浜DeNAなど5球団のスカウトが視察に訪れた。
中田翔クラス
青木陸選手は181cm87kgの右のスラッガーで、昨年夏の甲子園で健大高崎との試合でホームランを放つと、この夏までに高校通算45本塁打を記録し、プロのスカウトも注目をするスラッガーとなっている。1年生春からサードのレギュラーとして出場しているが、昨年冬から捕手に転向している。
この日は第1打席でヒットを放つと、第2打席では詰まりながらもフェンス際まで運んでタイムリーベースヒットを記録、試合は6回コールド13-2で勝利した。
この青木選手の視察に5球団のスカウトが視察、千葉ロッテの永野チーフスカウトは「長打を打てるパワーがある。力に関して言えば、中田翔クラスだね」とパワーに絶大な評価をしている。
山形中央からは昨年、北海道日本ハムがドラフト4位で石川直也投手を指名、また出身の横山雄哉選手も阪神からドラフト1位で指名された。今年も続く事ができるか、山形のスラッガーに注目したい。
山形中央の不動の4番・青木の夏が幕を開けた。打者13人で9得点を奪った3回だ。一巡目の無死一、二塁で中前へ夏の初安打を放つと、二巡目の2死二塁では内角高めの変化球に詰まりながらも左翼フェンス際まで運ぶ適時二塁打。主軸として、初戦のコールド発進に貢献した。それでも「結果的に勝ったが、やるべきことが徹底できなかった。毎回、集中力をもって打線をつながないといけない」と、喜びよりも課題を口にした。
1年秋から4番に座り、高校通算45本塁打のスラッガー。昨夏の甲子園では2回戦の高崎健康福祉大高崎戦(3●8)で本塁打を放ち、注目を集めた。この日スタンドでは、ロッテ、DeNAなど5球団のスカウトが視察。ロッテの永野吉成チーフスカウトは「長打を打てるパワーがある。力に関して言えば、中田翔(日本ハム)クラスだね」と高評価を与えた。
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