啓新の牧丈一郎投手は、現在のところで高校3年生投手の中で最速の152キロを記録している。
150キロ投手たち
高校生投手の球速でいくと、八重山商工の平良海馬投手が最速152キロとも154キロともいわれるが、牧投手は5月下旬以降に練習試合で2度152キロを記録し、151キロの岡林飛翔投手、150キロの古屋敷匠真投手、金成麗生投手、森井絃斗投手、中川虎大投手、149キロの清水達也投手、本田仁海投手、清水力斗投手、難波侑平投手、山口翔投手を抑えて、高校生最速と言われた。「世代の高校生最速になったのがうれしかった」と素直に話す。
しかし牧投手も、注目される青藍泰斗の石川翔投手のように故障が相次ぎ、昨年秋は右肩痛、左すね疲労骨折などに悩まされた。能力に体が追いついていない感じだった。しかし今年に入って体もできたようで、152キロを投げても壊れない投手となり、この夏のピッチングが大いに注目される。
福井大会
今年の福井大会は福井工大福井と啓新が軸と言われているが、昨日決定した組み合わせ抽選では、福井工大福井の初戦は、敦賀気比vs金津の勝者となり、啓新も敦賀工vs大野の勝者との対戦のあと、勝ち上がれば福井商と対戦する可能性がある厳しいものとなった。
牧投手の152キロを甲子園で見せる事ができるか。
昨秋から右肘痛、左すね疲労骨折と故障が相次ぎ、優勝した春季県大会では先発1試合止まりだった。調子を上げた5月下旬以降に練習試合で2度、152キロを出した。「世代の高校生最速になったのがうれしかった」。
コメント