広陵の中村奨成捕手に中日、巨人が高い評価

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侍ジャパンU18代表の一次候補に名前が入った広陵の中村奨成捕手に、中日や巨人が高い評価を示している。

3拍子揃う

中村奨成捕手は、全国屈指の捕手として1年生から注目をされていた。強肩に加え、強い打球を放つ打撃、そして足も速く、3拍子揃っている。特に肩はセカンドへの送球が平均で1.85秒、最も早くて1.76秒を計測したという。ここまで甲子園には出場しておらず、全国的に有名な選手にはなっていない。しかし先月発表された侍ジャパンU18代表には名を連ね、実力の高さを評価された。

その中村奨成捕手は6月10日、報徳学園・滋賀学園と練習試合を行った。報徳学園にはセンバツで注目された篠原翔太捕手、滋賀学園にも後藤克基捕手というプロ注目の捕手がおり、この日は広島、北海道日本ハム、東北楽天など8球団のスカウトが訪れたという。

その中で中村選手は報徳学園戦で2安打を放ち、エース左腕の平元銀次郎投手をリードして8-1で勝利した。

スカウト高評価

視察したスカウトのうち、中日の中田宗男スカウト部長は「肩も強いし、パンチ力もある。それに足もある。素材としての魅力があるね。スイングスピードは速いし、遠くへ飛ばす能力がある」と話すと、巨人の渡辺政仁スカウトも「走攻守三拍子が揃った捕手は全国的に見てもなかなかいないんじゃないかな。素材は高校生トップクラス」と評価、すべての能力が高い選手として、非常に高い評価をされている。

今年は高校生捕手の当たり年ともいわれる。九州学院の村上宗隆選手、横浜・福永奨選手、福岡大大濠・古賀悠斗選手なども注目されていて、プロ球団にとってはチームの正捕手候補を獲得するための、大事なドラフトになるかもしれない。

中村選手も現時点でドラフト3位前後で指名される可能性があると思うが、とにかく、最後となる甲子園への道を進みたい。「最後の夏は広島を勝ち抜き、全国優勝を目標にしています。」と話し、そして、「甲子園に行ってプロ野球選手になる。記憶にも記録にも残る捕手になりたいです」と、その先の道もしっかりと見ている。

2017年度-高校生捕手のドラフト候補リスト
侍ジャパンU18日本代表第1次候補選手

中日の中田宗男スカウト部長は「肩も強いし、パンチ力もある。それに足もある。素材としての魅力があるね。スイングスピードは速いし、遠くへ飛ばす能力がある」と絶賛。巨人の渡辺政仁スカウトも「走攻守三拍子が揃った捕手は全国的に見てもなかなかいないんじゃないかな。素材は高校生トップクラス」と舌を巻いた。

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