彦根東・増居翔太投手が9回ノーヒット14奪三振も甲子園去る、巨人スカウト評価

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彦根東vs花巻東の試合では、彦根東の増居翔太投手が、9回までノーヒットノーランを継続したものの、0-0のまま延長戦となり、10回に2本のヒットを打たれてサヨナラで敗れ、甲子園を去った。

直球に変化つける

最速140キロの速球だが、花巻東のバッターが「手元で伸びる」と驚きの表情を見せた。ストレートでも球速に変化をつけ、1球1球投げる球を変えていた。また変化球も低めに決まり、花巻東打線を5回までパーフェクト、6回以降は4つの四球を与えたものの、9回までノーヒットノーランに抑えた。

延長に入ると球が高めに行くようになり、この試合の初ヒットを許すと、四球の後にレフト前ヒットで満塁のピンチを背負う。そしてセンターへの犠牲フライで1失点、サヨナラで敗れた。10回2安打14奪三振、見事なピッチングだった。

スカウトも評価

初戦の投球では、広島カープの苑田スカウトが「投手らしい投手」と評価をしていた。そしてこの試合でも巨人の渡辺スカウトが「投球がうまい。制球が良く三振が取れる」と評価をした。

増居投手は京都大学工学部に進むことを目指しており、野球は高校までのつもりだったというが、京都大学の野球部で、工学部で活躍をし、ドラフト2位でプロ入りをした田中英祐投手と同じようになっていくかもしれない。

試合後に増居投手は、「ノーヒットノーランより、勝ちたかった。鍛え直して、最後の最後まで踏ん張れる投手になりたい」と話し、まずは夏に向けて全力で取り組むことを話した。この日の快投は、そして今大会のピッチングは、増居投手の野球での人生も、長く、そして豊かにしてくれるものとなったのは間違いない。

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九回までノーヒットノーラン。大記録として残るはずだった快投はしかし、勝利には結びつかなかった。延長十回サヨナラ負け。彦根東のエース・増居は、普段通りの冷静さで144球のマウンドを振り返った。

 「きょうの自分は出来すぎ。どこかで落とし穴があると思っていた。最後に自分の弱さが出ました」

 真っ赤に染まったアルプス席を圧巻の投球で沸かせた。打者の手元で伸びる直球と鋭い変化球を低めに集め、五回までパーフェクト投球。六回以降に4四球を与えたが、無安打無失点のまま九回を投げ切った。空振り三振で27個目のアウトを奪うと、観客席から地鳴りのような拍手と歓声が響いた。

野球は高校までのつもりだったが、「投球がうまい。制球がよく、三振が取れる」(巨人・渡辺スカウト)と、プロの評価は急上昇中。しかし、欅坂46の大ファンで「アイドルおたく」(捕手の高内希)の顔も持つサウスポーの視線は、大学受験やドラフトよりも最後の夏に向いている。「滋賀にはこの大会に出た近江や膳所もいる。足をすくわれないように、技術もメンタルも磨きたい」と、再挑戦を誓って聖地を去った。

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