浦和学院・渡邉勇太朗投手が146キロ6回0封、DeNA、楽天など6球団12人スカウト注目

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南埼玉大会では浦和学院のプロ注目右腕・渡邉勇太朗投手がこの夏初先発し、最速146キロの速球で6回を完封した。6球団12人のスカウトが視察し高く評価をする声が挙がった。

190cm右腕

渡邉勇太朗投手は190cmの長身右腕で、昨年夏も先発の軸として登板し、好投を見せていた。今年に期待をされていたが、春先に右ひじ痛で県大会ではベンチから外れるなど心配されたが、夏に照準を合わせて調整をしてきた。

夏初先発、昨年はまだ130キロ台のストレートで戦っていたが、この日は最速146キロを記録し、190cmからのストレートを低めに集めて角度があり、伸びも感じられた。聖望学園打線を4回までノーヒット、6回を投げて4安打6奪三振1四球で無失点と素晴らしい投球を見せた。「緊張はしたけど、夏の雰囲気をやっとつかめたので良かったです」と話した。

この日は6球団12人のスカウトが視察した。横浜DeNAは吉田スカウト部長が視察、「長身から投げおろす投球フォームが魅力的。直球は球威がある。マックスの球を見てみたいね」と話し、東北楽天・沖原スカウトも「素材の良さは高校生ではトップクラス。上背もあるし、肘の使い方も柔らかい」と評価した。またスタンドではOBの東京ヤクルト・坂元弥太郎氏も訪れており、「荒削りだけど将来はプロ野球で通用する力がある」と評価していた。

素材はドラフト上位クラスと評価されていた渡邉投手が、いよいよ本格的な投球を見せた。夏の甲子園で登板することができれば、U18代表入り、そしてドラフト会議でも上位指名候補となっていく可能性がある。

昨年は決勝の花咲徳栄戦で先発したものの、途中降板して甲子園に出場できなかった。「今年は自分がみんなを甲子園に連れて行く」とエースの大復活を見せる。

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大器を目当てに、今大会は浦和学院の試合を大勢のスカウト陣が視察に訪れている。この日も6球団12人が集結。DeNA・吉田スカウト部長は「長身から投げおろす投球フォームが魅力的。直球は球威がある」と、スケール感と柔らかさを兼ね備えた投球を見届け、満足そうにうなずいた。

 同校5年ぶりとなる夏の甲子園に、あと1勝だ。昨夏は花咲徳栄との決勝で先発し、5回途中3失点で降板している。「今度は自分が連れて行きたいという気持ちはあるけど、チームのみんなで一つになって甲子園に行きます」と謙虚に頂点を目指す。

190センチ、90キロの恵まれた体が躍動した。キレのある直球を投げ下ろし、スライダー、スプリット、チェンジアップと多彩に変化球を操った。四回まで無安打。MAX146キロの直球はこの日143キロ止まりだったが「相手が真っすぐに全然合っていなかった」と会心の表情を見せた。目標の投手は大谷(エンゼルス)。雑誌などで投球フォームを参考にし、自身の進化につなげてきた。

 3月に右肘を痛め、春の県大会はメンバー外。ラストサマーで復活を遂げた背番号11を、視察した楽天・沖原スカウトは「素材の良さは高校生ではトップクラス。上背もあるし、肘の使い方も柔らかい」と高く評価した。

プロ注目の190センチ右腕・渡辺勇太朗投手(3年)が今夏初先発で好投した。初回こそ制球に苦しんだものの、2回以降は立て直し、4回までは無安打投球。速球が低めに決まり、視察した巨人青木スカウトのスピードガンで最速146キロをマークした。6回4安打無失点でリリーフ陣にマウンドを譲った。
 埼玉・羽生東中では2年時に県大会優勝。右ひじ痛で3年時にはほとんど投げていないが、それでも「羽生に渡辺あり」と多くの強豪校から誘いがあった。高校入学後も故障に悩まされたが、ようやく素質開花の兆しだ。視察したDeNA吉田スカウト部長兼GM補佐は「マックスの球を見てみたいね」と期待した。あと1勝。他の選手より頭1つ大きい右腕の、突き抜けた球を、甲子園が待っている。

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