大阪桐蔭からドラフト1位3人誕生なるか

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8月13日の大阪桐蔭戦には、11球団40人のスカウトが集結した。その前で、根尾昂選手、藤原恭大選手がホームランを放ち、柿木蓮投手が151キロを記録した。視察したプロのスカウトからは、3人に対しドラフト1位の可能性もあると評価している。

柿木投手もドラフト1位候補に

根尾昂選手、藤原恭大選手はこれまでも多くの球団が、スカウトのコメントやスカウト会議でドラフト1位候補として評価されている。

根尾選手は投手としても登板し評価をされるが、プロからは強肩遊撃手としての期待が高い。北海道日本ハムの山田スカウト顧問は、「はじめは外野がいいと思っていたが、2年時と比べて内野守備がはるかに上達している。以前はスピードを生かして前に突っ込んでくるだけの守備だったが、打球に合わせる柔らかさも出てきた。これだけ短期間にうまくなる選手は初めて見た」と話し、遊撃手としての守備の評価もグングン高まってきている。

山田顧問は「頭もいいから、伸びしろが大きいと思う。10年以上遊撃でレギュラーを張れる選手になる。どこだって欲しがりますよ」と話す一方で、「基本的には野手とみているが、遊撃で先発し、何日かに1度リリーフで登板するのが一番面白いんじゃないか」と話し、二刀流としての将来性も視野に入れている。

日本ハムでは栗山監督もこの日の大阪桐蔭戦を視察し、キーマンである吉村GMも一緒に視察をした。また中日スカウトも「どれをとっても潜在能力は特A。地元出身だから余計気になる」と注目し、横浜DeNAも高田GMがこの日に合わせて甲子園に視察に訪れた。東京ヤクルトの橿渕スカウトグループデスクが「根尾君に関しては、投打どちらもいいので判断に迷います」と話すと、福岡ソフトバンク・永井スカウト室長も「投打どちらか悩ましい」と話し、注目度は高く、ドラフト会議では1位指名競合となりそうだ。

また藤原恭大選手については、既に高校生NO.1という評価が固まっている。ある関東の球団のスカウトは、「スピードとパワーという点では藤原が一番。外野が手薄な球団なら1年目からレギュラーを狙える」と話しており、外野手では大学・社会人も含めてNO.1、阪神、東北楽天、東京ヤクルトなどがドラフト1位の指名の可能性がある。

そしてもう一人、これまでドラフト1位候補としては名前が挙がってこなかった柿木蓮投手が151キロを記録し、パリーグ球団幹部は、「昨年まではばらつきがあったが、意図するところと実際の投球が一致してきた。今年は高校生の投手が少ない傾向にあるから、秋の大学生の動向次第では12人に入るかもしれない」と話し、東洋大の3投手など大学生投手と比較し、ドラフト1位に入るかもしれないという状況を示した。

その他の注目選手

このほかにも、大阪桐蔭では190cm左腕の横川凱投手が注目されており、プロ志望届を出せば指名される可能性がある。中川卓也選手、山田健太選手も春先は注目されており、ドラフト候補は7,8人いるといわれていたが、中川選手、山田選手は東京六大学への進学が濃厚だという。早稲田大、立教大の進学の可能性が高い。

高校のチームから同じ年のドラフト1位指名選手が3人出れば初となる。根尾選手、藤原選手、柿木投手への注目は、U18、プロ志望届、そしてドラフト会議まで注目を集めそうだ。

大阪桐蔭高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

パ・リーグ球団幹部は「昨年まではばらつきがあったが、意図するところと実際の投球が一致してきた。今年は高校生の投手が少ない傾向にあるから、秋の大学生の動向次第では(ドラフト1位の)12人に入るかもしれない」。
過去に大学では同一チームから3人が1位指名されたことが5度あったが、仮に根尾、藤原、柿木が1位指名されれば、高校では史上初の快挙となる。

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