和歌山県からドラフト注目7選手

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今年、和歌山県に関係する選手は、高校生4人、大学生3人の7人がプロ志望届を提出しており、豊作の年となっている。

指名候補多数

わかやま新報では、そんな和歌山県に関係したドラフト候補選手を紹介している。

高校生ではまず5大会連続で甲子園に出場した智弁和歌山の東妻純平選手と黒川史陽選手が注目される。東妻選手は遠投125mの強肩を持ち、試合で相手チームは盗塁をなかなか仕掛けてこない。しかし、その代わりに一塁への矢のような送球を見せ、それが名物となっている。高校ではプロ野球で捕手としてプレーした中谷監督から指導を受け、また兄の東妻勇輔投手からもプロの世界についていろいろと聞いているという。ドラフト会議では2位までには指名されるのではないかとみられる。

黒川史陽選手も高校1年から5大会連続甲子園出場をしている。広角にヒットを打ち分ける打撃が特徴だが、上級生になるにしたがって左のスラッガータイプとなってゆき、今年夏の和歌山大会では準決勝、決勝で2試合連続ホームランを放っている。セカンドなどを守り、リーダーシップも見せる選手で、ドラフト会議では指名が有力とみられる。

他にも高校生では落合秀市投手が注目されている。185cm90kgの体格から投げられるストレートは148キロを記録し、佐々木・奥川など高校BIG4に匹敵する力を持っていると評価するスカウトもいる。また慶風の角田涼馬投手も140キロ前後のストレートとカットボールのキレが良く、打撃でも4番を打ち、田辺戦で4安打を打つなどセンスの高い選手。龍谷大平安に入学したものの、途中から慶風に転向した選手で、公式戦でプレーできない期間があったため、あまり名前が挙がっていなかったが、有力選手の一人だ。

大学生

大学生では和歌山東出身の東北福祉大・津森宥紀投手が注目される。サイドから140キロ後半の速球を投げ、昨年の大学野球選手権では14年ぶりの優勝の立役者となり、侍ジャパン大学代表には2年、3年時に選ばれている。

大阪大谷大の米田知弘投手は橋本高校出身、近畿学生リーグ2部でプレーするが、150キロを超す速球を投げ、この秋もプロのスカウトが何度も足を運んでいる。そして近畿学生リーグ1部の和歌山大には、田淵公一郎選手がいる。170cmと小柄だが、バットのコンタクト技術が高く、出塁すると抜群の足を見せる。リーグでは4年春の途中までに47盗塁を記録しており、高く評価されている。

津森投手はドラフト3位前後で指名が予想される。米田投手、田淵選手は指名は予想できないが、田淵選手は独立リーグや社会人でのプレーも視野に入れているという。

現役では筒香嘉智選手が侍ジャパンの4番を打っており、このオフにはメジャーへの挑戦をする。そしてその侍ジャパンの前監督を務めた小久保裕紀氏、他にも東尾修氏などプロで活躍した選手が誕生している和歌山県、この7人がその先輩に続くことができるか注目したい。

2019年度-高校生-和歌山県のドラフト候補リスト
2019年度-近畿学生リーグのドラフト候補リスト

米田は最速150㌔を誇る本格派右腕。エースとして近畿学生リーグ2部に所属するチームを1部に昇格させようと奮闘してきた。
田淵は170㌢と小柄ながら、ミートの巧さと俊足を武器に近畿学生リーグ1部で活躍し、今春のリーグ戦ではベストナインに輝いた。同大によると、独立リーグや社会人野球でのプレーを視野に入れているという。

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