センバツ大会に出場するチームで、個人的に注目したい選手を紹介します。今日は山梨学院。
山梨学院高の注目選手
注目度Ａ：必見・見ないとヤバイ、注目度Ｂ：成長をチェック、注目度Ｃ：素質をチェック
注目度A：高橋海翔一塁手
ファーストの守備が素晴らしく定評があり、遠投105ｍの肩もある。打撃では昨秋の公式戦で.500、4番として確実にヒットを打って打点を挙げ、10試合で4本塁打の長打力も魅力。練習試合を含めて36試合で12本塁打を放っており、センバツでも屈指のスラッガーとして注目したい。
注目度B：進藤天遊撃手
1年からショートを守り、この選手を中心にチーム作りが進められたのではないかと思う。遠投110mの今日m件と50m6.2秒の足があり、1番バッターとして公式戦8盗塁と俊足をみせる。打率も.441を記録し、公式戦で2本塁打と思い切りも良い。
注目度B：星野泰輝外野手・投手
もう一人の中心選手。50m5.9秒の足で2番として公式戦7盗塁、センターでも広い範囲を守る。遠投100ｍの強肩は投手としても登板し、昨秋の関東大会では背番号1をつけた。高い身体能力と技術を持つ選手。
注目度B：佐仲大輝捕手
180cm81kgの大型捕手で1年時からマスクをかぶる。プロ注目投手をリードして自らの成長し、昨秋は公式戦1本塁打と長打力も磨く。
注目度B：岳原陵河外野手
187cm85kgの大型外野手でチームでは3番として強打を見せる。昨秋は公式戦で1本塁打、練習試合も含めて4本塁打、打率も.353を記録している。足と肩もあり3拍子そろう。
注目度C：林謙吾投手
179cm81kgの右腕投手で、最速は139キロを記録する。声を挙げて勢いのある球を投げ込むスタイルで、関東大会では準決勝の健大高崎戦で完投勝利を挙げた。課題はスタミナと、奪三振が55回1/3で30個とあまり多くなく、球威のアップを期待したい。
注目度C：徳弘太陽外野手・投手
185cm90kgの大型選手で、外野手としてチャンスに強い打撃を見せ始めた。投手としても秋は公式戦未登板だが、ブルペンで角度のある球を投げている。
注目度C：大掛泰知投手
180cm80kgだがアンダースローの投手。秋は公式戦未登板だが練習試合では投げている。
注目度C：二村仁功外野手（2年）
公式戦の出場はまだ少ないが、50m5.9秒の俊足が魅力の選手で、星野選手の後継者。
チーム
投手は林投手と星野投手も2枚看板で、林投手は勢い有るフォームからバットを押し込んで打たせて取り、星野投手も左からキレの良いストレートを投げる。はっきりとどちらがエースとは決められず、投手陣全体としては課題がある。
野手は強力で、1番・進藤選手、2番・星野選手の俊足コンビは長打力もみせる。3番・岳原選手、4番・高橋選手の2人はセンバツ屈指の中軸で、5番・佐仲選手、7番・徳弘選手なども勝負強い。守備では佐仲選手、進藤選手、星野選手のセンターラインがセンバツでも屈指。ファーストの高橋選手も安定した捕球を見せる
投手が4点に押さえて打線が7点前後を奪う。打線の繋がりと長打力がチームの基本線となりそうだ。
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