夏の甲子園大会は準決勝が行われ、青森山田が京都国際に敗れた。注目のスラッガー・原田純希選手と152キロ右腕・関浩一郎投手はそれぞれ大学に進学し、4年後のプロ入りを目指す。
「大学でしっかりやって」
原田純希選手はこの日、1回1アウト1、2塁の場面で2球目の甘いスライダーを捉えて、先制となる右中間へのタイムリー2ベースヒットを放った。「データでコントロールが良い投手だというのはあった。浮いてきた変化球を打てた」と話した。
その後、得点がなくチームも逆転されたが、9回には意地で四球を取り、逆転のチャンスを作った。
今夏は石橋戦でバックスクリーン右にホームランを放ち、高校通算29本を放って注目されているが、今後について聞かれると「大学でしっかりやって、プロに行きたい」と話し、大学進学を表明した。
また、この日もリリーフで登板した152キロ右腕・関浩一郎投手だったが、2点リードで代わった6回に1アウトから死球と3連打で3失点し逆転を許した。「変化球が全く決まらなかった。課題の立ち上がりの悪さが出てしまった」と話した。
その後は無失点に抑えたものの2-3で敗れた。この夏は青森大会決勝で大台に到達する152キロを記録すると、甲子園でも準々決勝までの15回を1失点に抑える好投を見せた。
関投手も今後について聞かれると、「大学に行こうとは思っている」と話し、「どういう進路を挟んでも最終的にプロの道に入りたいという思いはある。関が投げたら勝てるという、そういう信頼されるようなピッチャーになれるように頑張っていきたい」と将来のプロ入りの意思を見せた。
共に素晴らしい夏を過ごした。そしてプロも注目する選手として大学に進む。大学でも必ず名前を聞く選手となっていくだろう。注目し続けたい。
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