秋季高校野球静岡大会では、日大三島が御殿場西に9-3で勝利し、県大会出場を決めた。186cmから144キロの速球を投げる小川秋月投手が公式戦初完投勝利で2ケタ奪三振を記録した。
中学時代にジャイアンツカップ準優勝
小川秋月投手は千葉県出身で、中学時代は東都京葉ボーイズでジャイアンツカップで準優勝を経験し、日大三島に進学すると1年春の大会で公式戦に出場していた。
2年生となった今夏は掛川西との試合で3回から2番手で登板し、7回1失点と好投を見せたが2-3で惜敗した。掛川西は甲子園に出場しており、「自分がゼロに抑えて1点取って勝てるようになる」と誓っていた。
この日は強豪・御殿場西との対戦だったが、先発した小川投手は4回まで無失点の立ち上がりを見せる。しかし5回と6回の2イニングで4安打で3点を失い、「序盤は完璧に抑えたが、2巡目から打たれると冷静さを失った」と課題について話した。
それでも味方の援護で点差が開くと「集中できた」と終盤は再び安定し、9回140球を投げて6安打10奪三振3失点で公式戦初完投で勝利した。「チームを勝たせられたことがうれしい」と話した。
打撃でも4番を打つ小川選手は、2回に左中間を破る3ベースヒットなど3塁打を2本放ち1打点を挙げた。186cmの右腕は投打に注目されそうだ。
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【高校野球】日大三島が5年連続の県切符、新エース・小川秋月が140球の熱投で公式戦初完投! - スポーツ報知
代表決定戦と敗者復活戦の計15試合が行われた。日大三島は御殿場西を9―3で下して、5年連続の県切符をつかんだ。エース右腕・小川秋月(あつき、2年)が6安打3失点も10奪三振無四球に抑えて公式戦初完投
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