151キロ二刀流の滝川・新井瑛太選手は7回5失点、DeNAスカウトが評価

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最速151キロの速球を投げ、打撃でもプロが注目している滝川高の2年生・新井瑛太選手が秋季大会で登板したものの、7回5失点と結果を出せず、チームも敗れた。

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最速は147キロ

新井瑛太投手はこの日の神戸第一戦で先発するも、立ち上がりから制球に苦しみ、押し出しなど5四死球で2失点した。3回にも押し出しなど2四球で失点をしてしまった。

それでも二刀流の新井選手が4番として初回にライト前ヒットで逆転につなげると、7回にはライト前ヒットを放った。投球は4回以降は無失点に抑えたが7回に勝ち越し点を許すと8回からはライトに就く。そして同点の9回には左中間への3ベースヒットを放ちサヨナラのチャンスを作ったが後続が抑えられると、延長11回のタイブレークで得点が奪えずに5-6で敗れた。

新井投手は178cm78kgの体から最速151キロの速球を投げる。しかし投手としては昨年秋から投げ始めたばかりで、近藤監督も「まだまだ経験不足」と話す。新井投手も 「コントロールを課題にしてきて、そこの改善が重要ポイントだったんですが、夏と同じような結果で悔しいです」と話し、制球の課題を改めて認識した。

また、この日は横浜DeNAの吉見スカウトが視察し、「きょうは力を入れて投げた球が147キロ。スピードボールが彼の魅力だが、その球を扱い切れていないのが課題です。打撃は力があると思いますし、センスがある。どう成長していくか見ものです」と評価した。

これでセンバツは絶望的となり、これから長いトレーニングの時間となる。「実力が追いついていないので、プロに見てもらえるような、ふさわしい選手になりたい」と話す新井選手、春までにどんな選手となっているか、かけられている期待に応えるような大きな姿になっているのを春に見てみたい。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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