秋季高校野球近畿大会では、天理高校が東洋大姫路にコールド負けを喫した。来年のプロ注目遊撃手・赤埴幸輝選手はこの日は3打数0安打、タイムリエラーをするなど反省の試合となった。
来年注目遊撃手
すでに近畿大会ベスト4入りをしており、センバツ出場が有力となっていた天理高校だが、この日は東洋大姫路に3−11で7回コールドで敗退し、やや暗雲が出始めた。
プロ注目の遊撃手・赤埴幸輝選手は、この日は1番ショートで出場すると、2回にタイムリーエラーをしてしまう。打撃でも3打数ノーヒットに終わり、切り替えることができなかった。
柔らかい打撃と守備に、スピードもパワーも感じさせる選手として、来年は今年よりもやや少ないと見られる遊撃手の候補として注目される。当然プロも注目をしており、本人もプロ入りを意識するが、「そういうところへ行くなら、ああいう打球こそ確実にさばいてやっていかないと将来のためにならない。このチームを自分が引っ張っていけるように頑張っていきたい。守備であったり打つほうであったり、スイングが全然なってないんで、一からすべてやっていきたい」と話し、反省の試合となった。
藤原監督は「こういう負け方をすると、それは良くはありませんね。別に安心感があったわけも何でもないんですけど、ちょっとパワーが足りなかった」と話した。近畿大会ベスト4だが、あくまで選考委員会の選抜によって決まるだけに、まだ甲子園出場が決定したわけではない。1月の出場校選考が気になる試合になってしまった。
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