横浜DeNA、ドラフト1位ルーキー・濱口遥大投手に他球団スコアラー警戒

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横浜DeNAのドラフト1位ルーキー・濱口遥大投手がベールを脱いだ。この日初めてシート打撃に登板すると、主力クラスの打者6人を1安打に抑えた。視察した他球団のスコアラーも警戒を示した。

全体で60点

濱口投手はこの日、最速は141キロながらストレートをインコースにしっかりと投げ込み、梶谷隆幸選手からは三振も奪った。「しっかり腕を振って投げられた」と話した。梶谷選手は「投げっぷりが良かった」と話すと、ラミレス監督も「内角にたくさん投げ込んでおり、非常に良かった」と評価した。

変化球や制球については満足は行っていないようで、「直球は70から80点ですが変化球を入れると全体で60点」と話したものの、まずは一段回ステップアップした。

他球団スコアラー警戒

この日の投球を視察した阪神の御子柴スコアラーは、「真っすぐとチェンジアップの緩急、井川みたい」と元阪神のエースを引き合いに出して警戒、横浜DeNAは昨年に石田健大投手、今永昇太投手に左腕2枚が先発として頭角を現したが、「左3枚になるかもしれませんね」と話した。

他にも東京ヤクルト・片岡スコアラーは「右打者への内角球、クロスファイアがいい。本格派」と話すと、中日・鈴木スカウトも「これまでブルペンでの投球を見ていたけど実戦向き」と話した。

ただしまだこの時期はバッターが速球についていけず、ストレートの強い投手が結果を残す時期でもある。これからは変化球や制球力が問われてくる。制球力やチェンジアップが打たれたときに一気に崩れてしまう所があり、そこでどんな投球ができるかだろう。

キレの良い直球が持ち味の今永投手、変化球など総合力の石田健大投手、そして力のある速球とチェンジアップの濱口投手、それに砂田投手も先発で準備をしており、左の先発がおらずに苦しんだチームが、一気に左腕投手王国になっていくかもしれない。

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 安定した内容に、ヤクルト・片岡スコアラーは「右打者への内角球、クロスファイアがいい。本格派」と評価。中日・鈴木スカウトは「これまでブルペンでの投球を見ていたけど、実戦向き」と警戒を強めた。

視察した阪神の御子柴スコアラーは「真っすぐとチェンジアップの緩急(が持ち味)。井川(関西独立リーグ・兵庫)みたい」と元阪神のエースを引き合いに出して警戒。先発陣には石田、今永の左腕が君臨するが「左3枚になるかもしれませんね」と苦い顔だ。

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