千葉ロッテ、ルーキー3人がそれぞれ紅白戦で結果残す

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キャンプ初日から紅白戦を行った千葉ロッテ、ルーキーもいきなりの紅白戦でしっかりと結果を残した。

代打出場で結果

1,2軍を分けずにキャンプをしている千葉ロッテは、キャンプ初日からいきなり紅白戦を行い、ルーキーも先輩選手と同じ舞台に立った。

ドラフト1位の藤原恭大選手は8回2アウト、ランナーのいない場面で代打で登場すると、約1100人の観客から大きな歓声が上がった。岩下投手との対戦で、初球の143キロのストレートを目いっぱい振る空振りで体をほぐし、その後はフルカウントからの7球目の低めの球を見送って四球を選んだ。

捕手の柿沼選手から「見えてた?」という手を出してもおかしくない球をしっかり見極め、井口監督も「しっかり見ていた。ストライクもどんどん振っていける。次の打席も使ってみたいと思わせた」と高い評価する内容のある打席だった。

また、1塁に出塁した後も輝きを放つ。続く4番・安田選手がレフトフライを打ったが、アウトカウントに自信がなくなり足を緩めたものの、その後、加速するとレフトの捕球時には3塁を回っていた。この走塁を見た大塚明コーチは「あの塁間の速さは、将来30盗塁できる」と評価した。

山口選手、松田選手も

またこの日は、ドラフト4位ルーキーの山口航輝選手も9回2アウトから代打で登場すると、秋田の先輩・成田翔投手から藤原選手の頭を超える2ベースヒットを放った。「芯でとらえられました」と話した山口選手、この日は両親や祖母も訪れる中で、プロの第1打席目からしっかりと結果を残した。

山口投手は明桜高校で、吉田輝星投手の金足農とは2年連続で決勝戦で対戦している。2年時は146キロの速球を投げ、吉田投手以上の球を投げていたが、その決勝戦でランナーで帰塁の際に肩を痛め、その後、3年生まで公式戦の登板は見られなかった。しかし打撃でも通算25本塁打の長打力があり、3年夏の決勝では4番バッターとして吉田投手と対戦した。

北海道日本ハムのドラフト1位ルーキーとして注目されている吉田投手に対して、「吉田輝には絶対、負けない。いずれ対戦した時には超えられるように頑張ります」と話し意気込みを見せる。

また、ドラフト7位ルーキーで社会人・Honda出身の松田進選手も6回に代打で登場すると四球で出塁し、二盗を決めた。藤原選手と相部屋で「2人とも昨日は寝付きが悪かった」と緊張感があったというが、「思い切ってできました。意外にボールも見えていた」と話し、プロでの手ごたえも感じていた。

千葉ロッテは紅白戦での結果をベースに1,2軍を振り分け、山口選手は2軍で鍛える事になったが、藤原選手と松田選手は1軍キャンプ残留を決めた。

1軍キャンプスタートするルーキーは?

高校通算32本塁打を放ち、大阪桐蔭高で3度甲子園大会を制した大型新人は、5年目右腕・岩下の初球、143キロの直球を気持ちのいいフルスイングで空振りした。「高校野球と違って球の質もすごい。真っすぐだけでもすごくいい経験ができた」。最後はフルカウントから7球目の低めのボールを見極め、初打席は四球で出塁した。

フルカウントから外角の140キロ直球を悠然と見送った。捕手の柿沼が試合後「見えていた?」と確認したほど際どいコース。井口監督は「ストライクもどんどん振っていける。次の打席も使ってみたいと思わせた」と評価。1軍帯同を決定し、早ければ初の対外試合となる9日の台湾ラミゴ戦(石垣)で先発デビューさせる考えも伝えた。

両親や祖母が見守る中、打球は中堅を守る藤原の頭上を越し「芯でとらえられました」とにっこり。2日からは2軍で鍛え上げるが「吉田輝には絶対、負けない。いずれ対戦した時には超えられるように頑張ります」と気合十分だった。

国学院久我山出身の井口監督の後輩は藤原と同部屋で「2人とも昨日は寝付きが悪かった」と緊張気味だったが「思い切ってできました。意外にボールも見えていた」と手応え。1、2軍振り分けを決める実戦で結果を残し、2日からは1軍で力を試すことになった。

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