阪神・井上広大選手が四国銀行の2枚看板からホームラン&タイムリー

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阪神のドラフト2位ルーキー・井上広大選手が、四国銀行との練習試合で初打席の初球をホームランにしてみせた。打たれた四国銀行の145キロ左腕・平山史崇投手、151キロ右腕・菊池大樹投手も絶賛した。

初球をホームラン

井上広大選手は5-2で迎えた4回1アウト2塁の場面で代打を告げられると、「正直緊張していた」と話すが、2018年ドラフト2位の小幡選手より「どんな球でも1回フルスイングしたら緊張がとれるから」とアドバイスされ、打席に入ると初球をフルスイング、すると捉えられた打球はレフトスタンドの防球ネットに突き刺さる推定飛距離120mのホームランを放った。

続く6回にも1アウト1,2塁で打席に入ると、今度はスライダーを捉えて打球はライナーでセンター前へと運ばれる。ここでも打点を稼ぎ、プロでの対外試合初戦となったこの日は2安打3打点の大活躍を見せた。試合後には「打席に入る前、すごく拍手をもらって、期待されているんだなと。たった1本ですが、これを積み重ねていくことでファンを虜にできる。自分に惚れこんでくれる。積み重ねていきたいです」と自分の技術よりもファンの反応についての感想を話した。

この活躍に平田2軍監督は「驚いたね。ド肝を抜かれた」と話すと、視察をしていた和田TAも「見事だよ。いま練習では調子がよくないが、実戦になると変わるのは非凡。懐が深く、バットを広角に出せる。得点圏で外寄りのスライダーを打った2打席目が、より評価できる。北川、日高コーチが一生懸命やっている成果」と評価した。

この日、第1打席で対戦したのは四国銀行の左のエースで最速145キロを投げる平山史崇投手、「真っすぐがスライダー気味に甘く入ってしまった。失投ですが、見逃さずに初球から打つのはさすが。オーラがあったし、1球だけですが、投手が投げてみたいと思えるような雰囲気がありました」と話した。

また第2打席で対戦したのも四国銀行の右のエースで最速151キロを投げるドラフト候補の菊池大樹投手で、「2球ともスライダー。さからわずにきっちりと打たれました。あの打者が少し前まで金属バットを持っていたなんて反則ですね」と井上選手を絶賛した。

四国銀行の2枚看板も認める高校卒ルーキー・井上選手は、その力の片りんを見せた。これからさらに注目される選手になっていきそうだ。

四国銀行のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

井上に被弾した四国銀行・平山史崇投手(24)
「真っすぐがスライダー気味に甘く入ってしまった。失投ですが、見逃さずに初球から打つのはさすが。オーラがあったし、1球だけですが、投手が投げてみたいと思えるような雰囲気がありました」

適時打を浴びた同・菊池大樹投手(26)
「2球ともスライダー。さからわずにきっちりと打たれました。あの打者が少し前まで金属バットを持っていたなんて反則ですね」

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