慶大・谷田成吾選手が開幕戦でホームラン、来年のドラフト1位候補

大学野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 東京六大学リーグの慶応大vs東京大の試合では、初回に慶大3番・谷田成吾選手が3ランホームランを放った。秋季リーグ戦開幕の第1打席でのホームランだった。

初打席ホームラン

 慶大の谷田成吾選手は、慶応高校時代に70本以上のホームランを放ち、この春も4本塁打を放ってホームラン王となった。この日は3番としての第1打席を、ノーアウト1,3塁のチャンスで迎えると、左腕投手のストレートを体の回転でライトスタンドに運んだ。

 打ち方は慶大OBの高橋由伸選手にだんだんと似てきている。そしてここまでリーグ通算はこのホームランも含めて7本塁打だが、春に4本を放ってペースを挙げている。侍ジャパン大学代表でもハーレムベースボールウィークでチーム唯一のホームランを放っており、スラッガーとしての素質は本物だ。

 来年は野手のドラフト1位の目玉として注目されるようになりそうだ。逆指名の決断がニュース速報にも流れた高橋由伸選手まではいかないだろうが、争奪戦が巻き起こるかもしれない。

 慶大の3番に座る谷田が、初回無死一、三塁から先制の右越え3ランを放った。左腕・白砂の内角直球を引っ張り「カーブを待っていたが、うまく体が回れた」と決勝アーチになった通算7本目に納得。

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