愛知大学リーグ2部では名古屋経済大の151キロ右腕・中尾輝投手が9回5安打12奪三振1失点の好投を見せ勝利した。この日は4球団9人のスカウトが視察に訪れ、高い評価を受けている。
10日に151キロ
中尾輝投手は春季リーグ戦で148キロを記録すると、9月10日の愛知東邦大戦で151キロを記録していた。この日の同朋大戦でも最速147キロを記録した速球で押し、7回にホームランを打たれたものの、9回を5安打12奪三振1失点に抑え勝利した。
中尾投手は「回転が良くなるように指のかかりを意識した」と話し、ストレートの質にこだわりを見せた。
評価上昇
今日は東京ヤクルト、千葉ロッテなどのスカウトが視察し、東京ヤクルトの鳥原チーフスカウトは「右打者へのひざ元の真っすぐ、スライダーに力があり、1年目の後半くらいから戦力になりそう。3位までに獲得しないと獲れないんじゃないか」と評価すると、千葉ロッテの永野チーフスカウトも「左腕でこれだけのボールを投げられるのは非常に楽しみ。ドラフトでは今までの評価より1つ2つ順位が上がってくるのでは」と話した。
180cmから151キロを投げる左腕投手として、ドラフト3位前後で指名されそうだ。すでに連盟にはプロ志望届を提出しており、中日など3球団から調査書の提出を求められているという。好投手が登場する愛知リーグ2部、ドラフト当日の指名が注目される。
愛工大の150キロ右腕・近藤投手は今日復帰登板
また愛知リーグ2部では愛知工業大の近藤凌太投手も注目されている。近藤投手は188cm87kgの体から最速150キロを投げる右腕として注目されたが、春のリーグ戦中に右肘痛で戦線離脱をしていた。
プロ志望も視野に折れており、「一番大事な期間を無駄にしてしまった悔しさがある。今シーズンはしっかり投げていきたい」とドラフトでの指名を視野に今日登板をする。
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