明治大・森下暢仁投手が154キロ、来年のドラフト競合クラス

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明治大の3年生・森下暢仁投手が154キロを記録し、MLBスカウトが来年のドラフトで競合する投手と評価した。

U18代表

森下暢仁投手は大分商業時代に140キロ中盤の速球ときれいなフォームが注目され、2016年のU18代表としてW杯にも出場をしている。プロも注目し、ドラフト会議では指名候補として注目されていた。しかし、プロ志望届は提出せずに明治大に進学した。

明治大では1年生の春から短いイニングで登板し、2年生となった昨年春は5試合に先発して2勝2敗の成績を残した。昨年秋は1試合の登板のみだったが、今年は斎藤大将投手などがぬけたため、エースとして1戦目に登板をしている。

この日の立教大戦では6回まで1失点だったが、7回に連打を許して降板し、変わった投手がタイムリーを浴びた。6回1/3を8安打5奪三振3失点という内容だった。「悔いが残る。コントロールがバラバラで高めにいってしまった。抑えなければいけないところで抑えられなかった」と話した。

それでも4回には154キロを記録、この速球を見たフィリーズの大慈弥スカウトは「メジャー級ですね。すでに東洋大の3人衆に近づいているし、間違いなく来年競合する。過去の日本人投手にはいないタイプ」と話し、今年のドラフト1位候補、東洋大・甲斐野投手、梅津投手、上茶谷投手に匹敵する選手と評価した。

今シーズンは2勝2敗、6回前後で1イニング1本くらいのヒットを許し、防御率は3.60と失点もする。球速も変化球もコントロールもある投手で、もっとヒットを許さずに無失点で抑えられるのではないかと思うが、これから投球が磨かれて、今年秋や来年春に5勝でも挙げられれば、来年のドラフトでは1位で競合しそうだ。

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エースの右腕・森下暢仁投手(3年、大分商)は4回に自己最速を3キロ更新する154キロをマークした。

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