仙台大の152キロ右腕・宇田川優希投手が5回7K、7球団視察し楽天「上位の可能性」

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仙台大が慶応大とオープン戦で対戦し、最速152キロを記録する宇田川優希投手が先発すると、5回1安打7奪三振の投球を見せ、視察した7球団のスカウトにアピールした。

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5回7K

宇田川優希投手は184cmから最速152キロの速球を投げ、昨年春のリーグ戦では2勝1敗、防御率0.64を記録し、秋は調子は良くなかったものの2勝0敗の成績を残した。11月に行われた侍ジャパン大学代表候補合宿に召集されたものの、今年3月に予定されていた代表候補合宿からは漏れていた。

この日は最速148キロを記録したストレートにカーブ、スライダーを織り交ぜ、初回から2つの三振を奪うと、5回まで7つの三振を奪った。2回に味方のエラーからランナーを出し、慶応大の若林将平選手に2ランホームランを浴びたものの、次の打席では140キロ後半のストレートを続けて追い込み、最後はカーブで三振を奪った。ヒットはホームランの1本で慶大の強力打線を抑えきった。

この日は横浜DeNA、東北楽天、福岡ソフトバンク、北海道日本ハム、中日など7球団のスカウトが視察し、横浜DeNA欠端スカウトは「真っすぐはすばらしい。これから精度も上がっていくだろう」と話し、今年の大学生投手では上位候補と評価すると、東北楽天の後関スカウト部長も「184センチと体があるし、球が強いので楽しみ。上位の可能性も」とこちらも上位候補と評価した。

右の上から投げられるストレートだが、腕が一瞬バッターから見えなくなるような所があり、フォームにも良い特徴がある。またこの日はストレートが高めに浮き、若林選手に一発を浴びて「失投。真っすぐがちょっと中寄りに入った」と反省をしたものの、「高めに浮いていたのを試合の中で修正できて無四球だったのは良かった」と話す通り、カーブを巧みに使いピッチングを組み立てた。昨年よりも成長している姿を見せた。

今年のドラフト上位候補として春のリーグ戦では東北福祉大とのライバル対決を制し、大学野球選手権で登板できるか、そしてそこで好投して大学代表入りができれば、ドラフト上位指名は固いものとなる。

2020年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

今秋のドラフト候補で最速152キロを誇る仙台大の右腕、宇田川が21日、慶大とのオープン戦に先発し、5回を1安打、6奪三振と好投した。ただ、若林に2ランを浴びて2失点を喫しただけに「失投。真っすぐがちょっと中寄りに入った」と悔しそう。試合は7球団が視察。楽天・後関スカウト部長は「(身長)184センチと体があるし、球が強いので楽しみ。上位の可能性も」と高く評価した。

仙台大152キロ右腕・宇田川5イニング2失点 西日本スポーツ紙面 2020/3/22

 

 

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