中大・大栄陽斗投手が１５２キロ、リリーフで粘りの投球

薩摩おいどんカップでは、中央大と慶応大が対戦し、中央大の152キロ右腕・大栄陽斗投手がストッパーとして粘りを見せた。

満塁

この日は9回1イニングの登板の予定だったが、8回に1アウト満塁のピンチとなって急遽登板をする。2点差に迫られ、なおも1,3塁のピンチが続いたが、慶応大の主砲・広瀬隆太投手に150キロのストレートで押し込んで、最後はスライダーでセンターフライに、犠牲フライになったものの同点は許さなかった。

回をまたいで9回も登板すると、今度は自ら1アウト満塁のピンチを招いたが、粘りを発揮して無失点に抑え、4−3の勝利に貢献した。「リーグ戦さながらの雰囲気でいい経験になった。直球でファウルを取れたのがよかった。もう少し、変化球の精度を上げていきたい」と話した。

ブルペンではピンチになったら行くぞ、と言われていたので。チームはこのキャンプで全勝するという目標があったので、緊張しました」と高い目標でチームが戦っており、本気の投球だった。球場表示で自己最速タイの152キロを記録した。

侍ジャパン大学代表候補合宿にも参加し、その威力あるたまを見せていた。リリーフとして打者を圧倒するような投球を見せたい。ドラフト指名の可能性が十分ある。