慶大・広瀬隆太選手が春最終戦で5本目、リーグ通算18本塁打にロッテスカウト「いいものもっている」

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東京六大学は春のリーグ最終戦となる早慶戦の3回戦が行われ、慶大の広瀬隆太選手が今季5本目、リーグ通算18号となるホームランを放ち、勝利を飾った。

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決勝打

早慶戦最終戦は早稲田大・加藤孝太郎投手と慶大2年の外丸東眞投手の、今季エースとして投げた投手の投手戦が続く。4回、慶応大は3番の広瀬隆太選手が打席に入ると、加藤投手の外よりのストレートを引っ張り、打球はレフトスタンドへ飛び込んだ。

「バットの先っぽだったけど、しっかりと甘い球を捉えることができたので、そこはよかったと思います」と話す。その後もエースの投手戦が続き、試合はこのホームランが決勝点となって1-0で勝利、慶応大が慶早戦を制した。

広瀬選手は今季の目標を5本とし、最終戦でクリアした。これでリーグ通算18本となり、リーグ記録の高橋由伸氏の23本塁打にあと5本と迫った。

この日、視察した千葉ロッテの松田スカウトは「パワー、スイングスピードはいいものをもっている」と評価した。広瀬選手は1月に「プロっていう目標もあります」とプロ入りの意思を示している。

ホームランは5本も、今季は安打数が10本だけで、打率が.192と低迷した。秋に向けて「自分のポイントで打つために、自分の形を染みつけていきたい」と話す。秋は攻めも厳しくなり、自らにもプレッシャーが押し寄せる事になると思う。「ここから簡単に打てるわけではないと思うので、またレベルアップして秋のリーグ戦を迎えたい」と覚悟を決めて秋に挑む。

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