大学野球選手権では明治大が登場し、主将でプロ注目のスラッガー・上田希由翔選手が3ランホームランを放って力を見せつけた。12球団が視察し東京ヤクルト、東北楽天のスカウトが高評価を示した。
去年ヒットが出なかった
東京六大学の明治大は首都リーグの覇者・日本体育大と対戦したが、初回に3四球と犠飛で先制すると、2回にも四球やバントの内野安打などで3点を奪い日体大の隙を逃さない圧倒的な攻めを見せる。そしてさらに1,3塁の場面で上田希由翔選手が3ランホームラン、エースの村田賢一投手もプロが認める高い投球能力で日体大を封じ7回コールド7-0で勝利した。
高めのストレートをライトスタンドに運ぶ、普段プレーする神宮球場を舞台に、ホームゲームとしてその力を見せつける。「真っすぐがいい投手なので打ち負けないようにした。狙ったわけではない。」と話した。
昨年も出場しているが、日本一を逃した。上田選手も「去年ヒットも出なかったので、きょうは打てたことが良かった」と話し、おそらくアマチュア野球最後の今年の日本一に強い思いを持っている。
この日は12球団のスカウトが視察し、
東京ヤクルト・小川GM:「ヘッドの使い方がうまい。体に力もある」
東北楽天・愛敬アマチュアスカウトグループマネジャー:「スイングに力があって長打を打てる。遠くに飛ばせるのが一番の魅力。対応力がある。上位候補でしょう。大砲候補として楽しみ。」
と高く評価した。
明治大は昨年の村松選手がドラフト2位で中日に指名され、13年連続でドラフト指名選手を輩出しているが、今年も上田選手はドラフト上位で指名されそうで14年連続は確実と見られる。
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