明治神宮大会が開幕し、来年のドラフト１位候補として注目される創価大の立石正広選手が、いきなりアピール弾を放った。
強打の右の内野手
立石正広選手はこの日、仏教大との試合で初回、１アウト２塁のチャンスに打席に入ると、外角低めの球を逆方向のライト方向へ弾き返すと、打球は高く上がってスタンドまで届き、明治神宮大会第１打席でいきなりホームランを放った。「日頃から力を抜いてリラックスを意識している。力みなくいいスイングができた」と話した。
第２打席でもフェンス直撃の２ベースヒット、第３打席ではレフト前にヒットを放ち、３塁打が出ればサイクルヒットという３安打２打点の活躍だった。
この日は複数球団のスカウトが視察をしているが、
北海道日本ハム・大渕スカウト部長：「パンチ力が素晴らしい。内野が守れて右のスラッガーは貴重な存在」
DeNA・八馬アマスカウティングディレクター：「広角にロングを打てる右打者はなかなかいない。牧も広角に長打を打てるタイプだった。来年の注目の一人」
東北楽天・井上スカウト：「リーグ戦では内角攻めを受けて崩されていたが、市長杯のフェンス直撃の1本から彼らしい打撃が戻ってきた。あれでも詰まっていたけど、やはり逆方向へ飛ばせる力が魅力。来年の上位候補でしょう」
と話し、来年の上位候補と評価した。
高川学園時代には甲子園でホームランを放ち、創価大で大きく成長した立石選手だが、現在の状況について「自分はちょっと評価されすぎ。見合った結果を残したい」と話す。それでも今年は侍ジャパン大学代表に選出されており、４番も務めた。
今大会、そして来年の活躍で自信が確信に変わり、来年秋には堂々とプロで活躍できると自ら思える選手になり、ドラフト１位指名を受けて欲しい。
創価大・来秋ドラフト上位候補・立石 逆方向弾 ー スポーツ報知
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