慶応大2年の広池浩成投手が、97.5マイル(約156キロ)を記録した投球をインスタグラムで公開した。父は埼玉西武の球団副本部長を務めており、再来年のドラフト会議での指名が注目される。
156キロ
広池浩成投手は広島市内のベースボール事務「tsuzuki BASE」でトレーニングを行い、投球練習で155キロ、156キロを記録した動画を公開した。
Instagram
慶応高校から慶応大に進学し、東京六大学では1年春に1イニング、今年に入り春に6試合に登板すると、秋は先発に転向して初登板した立教大戦で、7回3安打6奪三振1失点の好投を見せて勝利した。その後も、明治大・東大・法政大との3試合に先発し、早慶戦ではリリーフで登板した。19回1/3を投げて21安打に3本の被本塁打で10失点、防御率は4.12も、15個の三振を奪っている。
この秋は投手としての覚醒を待つ感じで起用をされており、来年から一皮むけて主戦として活躍をするような想像ができる。
父の広池浩司氏は立教大出身で、東京六大学でプレーをしていたが一度は全日空に入社し、その後、入社2年目に広島の入団テストを受け、翌年の1998年のドラフト会議で8位指名を受けた。プロでは左の中継ぎとして12年で248試合に登板をしている。
引退後は埼玉西武の打撃投手を経て、現在は球団本部の副部長、そして来年には球団本部長となり、渡辺GMが行っていたチーム作りを担うことになる。
広池浩成投手は2026年のドラフト候補となる。父が本部長を務める西武の有力なドラフト1位指名となるか注目される。
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