楽天ドラフト1位・辰己涼介選手が契約合意、甲斐キャノンに挑戦

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東北楽天がドラフト1位の交渉権を獲得していた、立命館大・辰己涼介選手と、契約金1億円、年俸1500万円で契約に合意した。

1年間出場することが目標

辰己涼介選手はこの日、契約に合意して「まずは1年間で続けることを目標としていきたい」と話した。143試合に出場するには、田中選手やオコエ選手など若い選手にいり、レベルが上がっている楽天の外野陣で、これまで経験のない長いシーズンを戦い抜く体力と、1軍レギュラーとして成績を残さなければならない。

その上で、走攻守で活躍を続けていく。特に自慢の足では、福岡ソフトバンクで日本一のMVPに輝いた甲斐選手と戦う事になるが、「当然、かいくぐっていかないといけないでしょうね」と臆せずに、自信も感じさせる姿を見せた。

また辰己選手も肩では負けていない。センターからのレーザービームは有名だが、「大学2年の冬に投げたら、145キロ出たことがある。大学時代は打球がセンター前に来たら、必ずランナーは止まっていた」と話し、肩でも甲斐選手以上の注目を集める選手を目指し、「1日も早くチームの顔としてやっていきたい」と話した。

辰己選手は自信満々の発言をする選手だが、それがビックマウスにならない、身体能力と実績がある。大学でも先輩たちが「天才型」といい、自信に満ち溢れたプレーと態度は、チームの顔になる素質は十分だ。

辰己選手がヒーローインタビューに登場すれば、話題をさらう可能性がある。一日も早く、そのインタビューを見せてほしい。

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走攻守にたけ、将来はトリプル3を狙える逸材。「まず1年間出続けることを目標としていきたい」と全試合出場をノルマに掲げると、“時の人”の名前に即反応した。日本シリーズ史上初の6連続盗塁阻止をマークしたソフトバンク・甲斐。「当然、かいくぐっていかないといけないでしょうね」と強肩にも臆せず挑むつもりだ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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