巨人がスカウト会議、清宮選手をドラフト1位指名へ

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巨人はこの日、堤GM、鹿取GM特別補佐なども出席してスカウト会議を開き、ドラフト候補約160人をリストアップした。早稲田実の清宮幸太郎選手への最高評価は最後まで変わらないと話し、ドラフト1位指名が濃厚となった。

清宮選手の評価は変わらない

スカウト会議を終え岡崎スカウト部長は、高校通算100号ホームランを打っている清宮幸太郎選手について、「変わらないと思う、最後までからない。どんどん良くなっている。そういう報告を聞いてます」と、これまでの最高評価が変わること無く、最後まで変わらないと話し、ドラフト1位指名が最有力となった。

巨人は現在投手も野手も課題を抱えている状況といえる。その中でベテラン中心となっている打線については、かなり前から若手の育成の方針が掲げられ、危機感を持つ発言もされていた。チームの軸として坂本選手がいる中で、1番候補として重信慎之介選手、また課題だった捕手やセカンドに小林誠司選手や吉川尚輝選手などをドラフト上位で獲得してきた。

4番を打てる選手は外国人や他球団からの補強をしてきたが、自前で育てる方針ももちろんあり、2014年には右の大砲・岡本和真選手を単独1位指名している。

その中で今年のドラフト会議に向けては、ドラフト1位候補に約10人を挙げているようだが、その中で4番に近い選手として清宮選手の評価が高く、ファーストで左のスラッガーとしてポスト阿部として注目される。

巨人は昨年も田中正義投手、佐々木千隼投手の抽選を外すなど、抽選で選手が獲得できていないが、今年はGMもスカウト部長も新体制となっており、まずは強気に挑むことになりそうだ。

ドラフト全体では約160人がリストアップされた模様で、前回のスカウト会議よりも10人程度が新たに加わった。

草場投手、近藤投手も高い評価

また岡崎スカウト部長、大学野球選手権で好投を見せた岡山商大の近藤弘樹投手や、九産大の草場亮太投手について、「もともと高い評価」と話し、二人ともドラフト上位候補リスト内に入っていることを示唆した。

履正社の安田尚憲選手や、外野手で長野選手の後釜となりそうな横浜高・増田珠選手なども評価は高いのではないかと思う。また、長打力の怖さがある選手として高橋監督の後輩でもある慶応大・岩見雅紀選手や、長打力があり長嶋氏の後輩でもある笠松悠哉選手も、指名候補に入ってくるかもしれない。

全体的にはドラフト1位で清宮選手を抽選で獲得できなければ、大学生や社会人の即戦力投手という事になりそうだ。

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「(清宮の評価は)変わらない。最後まで変わらないと思う」と岡崎郁スカウト部長。高校通算100本塁打に達して球界の評価は一層高まっている。同部長は「そういう報告を受けています」と言葉を続けた。

早実・清宮幸太郎内野手(3年)らAランクの顔触れに大きな変化はないといい、岡崎スカウト部長は「(清宮はさらに良くなっている?)そういう報告は聞いています」とうなずいた。全体としては10人程度を新たにリストアップし、指名候補は160人前後になったもよう。

大学選手権で視察した九産大・草場亮太、岡山商大・近藤弘樹両投手については「もともと高い評価」とした。

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