巨人・新入団10選手が施設見学、ドラフト1位・高橋優貴投手が同期をリード

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巨人は、今年のドラフト会議と育成ドラフト会議で指名した10選手が、ジャイアンツ寮、読売ジャイアンツ球場を見学した。9人が高校生で唯一大学生のドラフト1位・高橋優貴投手が同期をリードした。

菅野の道を

唯一の大学生となったドラフト1位の高橋優貴投手は、一人ブルペンのマウンドに立ち、プレートを踏みしめた。「実感がわいてくるし、早く球場でジャイアンツのユニホームを着てプレーしたいと思います」と話した。また寮では菅野智之投手がルーキーの時に入った407号室があり、高橋投手がその部屋に入る可能性もあるという。

そしてこの日は、今年のドラフト会議で指名された選手全員が集まったが、ドラフト2位の増田陸選手、3位の直江大輔投手など育成4位の黒田響生選手まで9人とも高校生で、高橋投手は全員に話しかけて同期入団の結束を強めた。

高橋投手のいる八戸学院大の野球部の寮は、八戸学院光星の野球部と同じ寮で、年下の高校生とはいつも接しているという。また5歳下の弟がいるという高橋投手、「自分から積極的に声をかける方が話しやすいと思う。相談事があったら、聞いてあげられるような人間になることも大事」と話し、この日も慣れた感じで声をかけていた。

寮の視察では、恒例となっている松井秀喜選手が素振りをして畳が擦り切れた部屋がある。ゴジラ2世と呼ばれるドラフト5位の松井義弥選手は、「畳があんなになるんだと驚きました。神聖な場所というか異様な雰囲気というか、他の部屋に無いものを感じてやる気が出てきました。これからだぞと洗礼を受けた気がします」と話した。

またドラフト2位の増田選手は、明秀日立時代に金沢監督に指導を受けたが、金沢監督は光星学院(現八戸学院光星)で坂本勇人選手を指導しており、坂本選手同様に1年目で1軍デビューし、2年目からレギュラーに定着するというストーリーを思い描いた。

9人が高校生の指名で、その9人も潜在能力を秘めたタイプの選手。伸びればどこまでいくか予測できないような選手がそろっている。これらの選手の力をうまく育てて、巨人の育成力も高めて行きたい。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

“菅野ロード”を歩む。憧れの菅野もルーキー時代の施設見学ではさっそく“ブルペン入り”し、巨人への第一歩を刻んだ。来年1月上旬から暮らす寮には菅野が過ごし、出世部屋となった「407号室」がある。優貴が入る可能性も少なくない。「そういうふうにさせて頂いたら光栄なことですし、期待もあります。裏切らないように結果を出したい」と気を引き締めた。

1月の入寮、新人合同自主トレへ、最年長として意気込んだ。最速152キロの“ドクターK”には、実際に小学5年生の弟がいる。大学時代には系列校の八戸学院光星高の球児たちと同じ練習施設を使用し、交流も多かった。年下の扱いはお手のものだ。

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