東京ヤクルトがスカウト会議、明石商・中森、来田、中京大中京・高橋、早大・早川、東洋大・村上がドラフト上位候補

早川隆久, 村上頌樹, 来田涼斗, 中森俊介, 高橋宏斗

東京ヤクルトは3月18日に東京・北青山の球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト上位指名候補9人をリストアップした。

ドラフト上位候補

スカウト会議では今年のドラフト候補約260人をリストアップし、ドラフト上位候補9人をリストアップした。上位候補で報道で名前が挙がったのは次の選手。

中京大中京・高橋宏斗投手
明石商・中森俊介投手
明石商・来田涼斗選手
早稲田大・早川隆久投手
東洋大・村上頌樹投手

高橋投手は最速150キロを投げ、昨年の明治神宮大会で明徳義塾・馬淵監督が松坂クラスと評価した投手。大学志望だったがプロも視野に入れ始めており、センバツで登板すれば評価は上がっていたかもしれない。

中森投手は最速151キロの速球にスライダーなど変化球もコントロールでき、昨年は春・夏の甲子園でベスト4入りをしたエース。センバツでは奥川恭伸投手越えを狙っていた。来田選手も昨年センバツで先頭打者弾&サヨナラ弾を放つ活躍を見せた長打の打てる1番バッター。足と肩も能力が高いが今年のセンバツではそれをプレーとして見せたかった。

早稲田大・早川投手は木更津総合高校時代から注目の左腕投手で、現在は最速150キロを投げる。リーグ戦ではここまで7勝12敗となっているが、今年のオープン戦は好調で春のリーグ戦で5勝0敗も期待できる。昨年に侍ジャパン大学代表入り。千葉の選手の強い東京ヤクルトという事もあり、また昨年は右腕投手を多く獲得している事から左のエースとして1位で狙う可能性は小さくない。

東洋大・村上投手も智弁学園時代に2016年のセンバツで優勝投手となった。当時は140キロ前半の球速だったが現在は149キロを記録し、昨年は春のリーグ戦で6勝0敗を挙げるなどリーグ戦通算12勝3敗。侍ジャパン大学代表入りをしている。安定感ある右腕投手として注目される。

残り4人を予想してみると、

伊藤大海 苫小牧駒大
山崎伊織 東海大
佐藤輝明 近畿大
五十幡亮汰 中央大

が挙げられる。伊藤投手は154キロの速球を投げ、先発でもリリーフでも火の球を投げられる。山崎投手は右ひじの故障で夏までは登板できなくなってしまったが153キロのストレートと切れ味抜群の変化球は1位候補で間違いない。ただし、投手の故障が多かったヤクルトには、やや不安が大きいかもしれない。

佐藤選手は左に大砲でサード、外野を守る。村上選手と重なる所があるが、大学NO.1のスラッガーとして外せない。五十幡選手は東京ヤクルトジュニアでプレーした選手で中学時代に陸上の100m、200mで日本一となった俊足外野手。課題の1番センターに異次元の足を持つ選手として橿渕スカウトグループデスクも「積極的に振れるし、2位以内でしょう」と評価している。

他には

投手にこだわるのであれば栗林良吏・トヨタ自動車が、またポスト山田哲人を考えると右の二塁手・牧秀悟・中央大が挙げられ、また村上と左右の大砲候補として期待するならば井上朋也・花咲徳栄も名前が挙がってきそうだ。

新型コロナウイルスの影響

3月18日はセンバツ開幕前日、本来であればセンバツ1回戦終了後にスカウト会議を予定していたと思われ、当初からこの日にスカウト会議が予定されていたわけではなかったと思う。

この日は選手のリストアップを行ったものの、新型コロナウイルスの影響によりオープン戦や練習試合、大会が中止になっている事について対応が大きな議題だった。橿渕スカウトグループデスクは「こういう状況なのでしようがない。やれる範囲でやりましょうという話をした。高校生は夏の大会だけになってしまうかもしれない。練習や練習試合で見ていくが、公式戦ならではの評価の仕方がある」と難しさを話した。

ただし、「僕らだけ入れてほしいというお願いはしない」と話し、無観客試合にスカウトだけ入れてもらうという対応はせず、「できる範囲でベストを尽くす」とした。今後は視察先に問い合わせをしたうえで、可能な場合はマスク着用、検温を徹底する。また選手を視察する機会が少なくなることから、有力選手にはクロスチェックを行っていくとした。

東京ヤクルトは新しいスカウトシステムを導入し、スカウトが携帯端末で撮影した動画を共有することが可能になるという。次回のスカウト会議は大学野球選手権期間中に行う予定。

新型コロナウイルスに打ち勝ち、秋に昨年と同じく大成功と呼ばれるドラフト会議となるか。

東京ヤクルトのドラフトの狙い(2020)

2020年ドラフト指名予想

スカウト会議では260人をリストアップし、上位候補の9人には春の甲子園で視察予定だった明石商・中森俊介投手、同・来田涼斗外野手、中京大中京・高橋宏斗投手の名前を挙げた。今後は視察先に問い合わせた上で可能な場合は、マスク着用、検温を徹底。視察期間が短くなるため、有力選手は複数のスカウトが視察する「クロスチェック」を行うことを確認した。


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