中学陸上界の星でもある五十幡亮汰外野手が、20校以上の誘いの中から佐野日大入りへ

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

 昨年の全日本陸上競技大会で100m、200mで2冠を達成し、ジュニアオリンピック記録会では100mで10秒79を記録した陸上界も期待していた五十幡亮汰選手が、野球の道を進み佐野日大に進学する事がニッカンスポーツの調べで分かった。

 

本当の俊足

 これまでドラフト候補でも50m5.7秒という記録を持つ選手は多かった。しかしあくまで手動計測であり俊足の目安として考えられている。しかし今年は本当の俊足選手が高校野球界にデビューしそうだ。昨年の北海道日本ハムドラフト1位、渡辺諒選手のように中学時代に陸上大会で100m11秒4を記録しているが、明治神宮シニアで外野手としてプレーする五十幡亮汰選手は、全日本選手権で100mを10秒92、200mを21秒18で走って2冠を達成、さらにその後の記録会で100m10秒79を記録した本物の俊足選手だ。

 陸上界でも期待の星だったが、シニアでも俊足と強肩の外野手として評価が高く、既に多くのスカウトが視察をしていると聞く。元ヤクルトのヘッドコーチを務めたこともある明治神宮シニアの丸山完治監督は「肩と足は天性のもの、この2つを最初から持っている子は始めてみた」と評価している。五十幡選手も「小学校のころからプロ野球選手になりたかったので、野球1本で行きます」と話し、20校以上の誘いの中から佐野日大進学を決めた。

 

中学時代から注目される選手

 今年のドラフト1位候補、横浜高校の高濱祐仁選手は福岡県の飯塚ライジングスターボーイズで30本以上のホームランを放ち注目されていた。渡辺諒選手も足と打撃で評価され強豪校から誘いを受けた中で東海大甲府に進学した。そして来年は、既にメジャーも注目しているといわれる184cmの怪物・調布リトルシニアの清宮幸太郎選手(早実中)が高校へと進学する。

 高校野球に次々と才能を持った選手がデビューをしていく。それと共にドラフト候補として注目される事になる。まずは五十幡選手の足に注目したい。

 

日本一足の速い中学生、佐野日大野球部へ - ニッカンスポーツ・コム:2014/1/18

  昨年8月の全日本中学校陸上競技選手権大会(愛知)で100メートル(10秒92)、200メートル(21秒81)で2冠を達成した俊足。「100メートルの自己ベストを更新してうれしかった」と語ったわずか2週間後、ジュニアオリンピック標準突破記録会で10秒79を出してまた自己ベストを更新した。

 野球では、世界で韋駄天(いだてん)走りを見せた。11月の15Uアジア・チャレンジマッチ(愛媛)決勝では二塁手の前に転がる平凡な打球をセーフにし一躍注目を浴びた。また、足だけでなく肩も強い。所属する東京神宮リトルシニアの丸山完二監督(74)は「肩と足は天性のもの。この2つを最初から持っている子は初めて見た」とヤクルトの元ヘッドコーチも才能を絶賛している。

 高校は約20校あった選択肢の中から環境の整った佐野日大に進む。「小学校のころからプロ野球選手になりたかったので、野球1本でいきます」と今後は二刀流を封印。球界のスピードスターを夢見て、4月から高校生活を全力疾走する。

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