駒大苫小牧・伊藤優希選手、足で頂点まで駆け登る

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 選抜高校野球大会に出場する駒大苫小牧、足で全国を狙う事ができる伊藤優希選手が注目されそうだ。

 

明治神宮大会で3安打2盗塁

 伊藤優希選手は駒大苫小牧の1番を打ち、50m5.7秒とも言われる俊足の持ち主で、昨年の秋は9試合で12個の盗塁を決めている。明治神宮大会では初戦で沖縄尚学と対戦、試合は3-5で敗れたが伊藤選手5打数3安打に2盗塁を決めるなど活躍を見せていた。「打撃は本州にもっと打つチームがある。全国で対等に渡り合うには走塁が大切なので、重視してしっかりやっていきたい」と伊藤選手は話している。

 

打撃の力も見せられればドラフト候補に

 足だけでも十分魅力のあるレベルにあるが、外野手というとなかなかドラフトでの指名はなかなか難しい。昨年は仙台育英の上林誠知選手(福岡ソフトバンク・ドラフト4位)や、北照の吉田雄人選手(オリックス・ドラフト5位)、それに今話題になっている東邦の関根大気選手(横浜DeNA・ドラフト5位)という高校生外野手が指名されたが、足や肩と共に長打力を持っている。3つを併せ持っている事が高校生外野手でドラフトで指名されるための条件になっている。

 甲子園では打撃の技術と共に、外野手をオーバーして3塁まで駆け込むような活躍を見せ、自らの足と打撃でチームを優勝させる活躍を見せて欲しい。

 

 前日2日に約1か月ぶりの紅白戦を実施したが、伊藤優希外野手(2年)は「久しぶりの実戦で走塁ボケがあった。動きが探り探りになってしまった」と語る。佐々木孝介監督(27)も「うまくいってなかったので、今日は(走塁の)連係をやっておこうと思った」と、テーマを走塁に設定。ナインには積極性はもちろん、相手にいかに気づかれずに盗塁をするかなど、実戦に即した動きを求めた。

 全国の強豪と戦うための最大の武器にもなる。昨秋の公式戦(9試合)での1試合平均盗塁数は、センバツ出場32校中2位となる2.44個。チームトップの12盗塁をマークした伊藤優は「打撃は本州にもっと打つチームがある。全国で対等に渡り合うには走塁が大切なので、重視してしっかりやっていきたい」と先を見据えた。

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