県岐阜商・高橋純平投手が3安打11奪三振完封、阪神・千葉ロッテなどスカウト大挙

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 県岐阜商の高橋純平投手が近江高校との2回戦に登板し、最速150km/hを記録したストレートで、3安打11奪三振で甲子園初完封を記録した。この日もスカウト陣が押し掛ける異例の注目度だった。

ストレートで押す

 高橋純平投手はこの日、初回は1回戦同様にカーブを織り交ぜての投球を見せたが、近江打線がそのカーブを狙い1安打を許した。そこで2回からはストレートで押すピッチングに切り替えると、9回を3安打11奪三振で完封した。

 ストレートも常時140km/h台というものではなく、130km/h台のキレのあるストレートを外角に投じると、140km/h台後半の力を入れたストレートで真ん中高めでも空振りを奪った。決め球に得意のスライダーを使って三振を奪ったが、ストレートだけで抑えた打者も何人かいた。

 

スカウト陣が大挙して押し寄せる

 プロ野球のスカウト陣は、1回戦が終わる全てのチームを視察するとほとんどいなくなる。しかしこの日は、阪神は佐野統括スカウト以下5人で視察すると、千葉ロッテも3人で視察、その他にも福岡ソフトバンクは永山チーフスカウトが、北海道日本ハムも山田スカウト顧問が姿を見せ、巨人もスカウトが視察をしていた。

 阪神の熊野スカウトは「切り替えの早さもそうだけど、去年だったら全て全力で投げていたところを、打者を見て省エネ投球ができるようになった。ピンチになっても怖くない」と評価しさらに「下半身をしっかり使えていない部分があるし、まだまだ伸びる」と評価した。阪神の佐野統括スカウトもは「もう1回見たかった。スピードがありピッチングも上手。素材として素晴らしい。」と評価した。

 福岡ソフトバンクの永山チーフスカウトは「カーブが良くないと判断するとストレートで押す。無駄球を放らない。そういう姿勢もいい。」と話すと、千葉ロッテの小野スカウトも「フォームのバランスがいい。前回よりリラックスして球持ちがよかった。修正能力がある。どの球団も欲しいでしょう」と話した。

 北海道日本ハムの山田スカウト顧問も「直球の緩急だけで抑えられる。作新学院時代の江川に似ている。今日の方がコントロールがいい。大谷やダルビッシュの高校時代に比べてまとまっている。プロで即戦力になる可能性がある。」と話し、「入札でどれだけ来るか」と、ドラフト1位で指名が重複する投手と評価した。

 阪神、中日が1位指名の可能性が高く、巨人は連日スカウトが姿を見せる。また千葉ロッテも熱を帯びてきている。大学生左腕投手や主軸野手を優先する球団以外で、チームのエースが欲しい球団は高橋投手の指名をしてくるのではないかと思われ、6球団くらいがドラフト1位で指名する事になるかもしれない。

 同じ直球で「オンとオフ」を切り替えた。「変化球が悪かったので、力勝負になった」。112球のうち85球と直球の割合は、初戦の65%から76%に上昇。3回先頭から2者連続3球三振を含め、直球を15球続けた。4回に4番相手に2戦連続の最速150キロをマークすると、8番からの6回はすべて130キロ台にシフトダウン。「力を抜いた直球と、三振を取るときの強めの直球を投げ分けた」。9回2死で149キロを出す余裕があった。

 

 通常、出場校が全て出そろったところで視察は一区切りとなるが、佐野仙好統括スカウトは「もう一回見たかった。スピードもあるし、ピッチングも上手。素材としても素晴らしい」とほれ直した様子だ。このほか、巨人、日本ハムなども視察。ソフトバンクの永山勝アマスカウトチーフは「カーブがよくないと判断したら、直球で押す。そういう姿勢もいい」と評価した。

高橋、異例のスカウト陣  西日本スポーツ紙面 2015/3/29

 

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