堀瑞輝投手が好リリーフ、北海道日本ハムスカウト「BIG5」

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U18アジア選手権の韓国戦、8回2アウト1,3塁の場面で登板した堀瑞輝投手は、抜群の度胸でピンチを切り抜けた。藤平尚真投手も9回2アウトから登板し148キロの力のある速球を投げ込んだ。

好リリーフ

素晴らしいピッチングだった。3-1とリードしていたものの、8回2アウトながら1,3塁のピンチ、そこでマウンドに上がったのは、台湾戦でも好リリーフを見せていた堀瑞輝投手だった。

堀投手は「まだ肩ができきれていなかった」とブルペンでの準備はやや不十分だったようだが、左の横からいきなり145キロのストレートを見せると、力のある速球と変化球で追い込み、フルカウントとなってから最後は、「三振を狙って投げた」と話す大きく曲がるスライダーを右バッターのインコース低めに投げ、完璧な空振り三振を奪った。

台湾戦でも陳琥選手に対しスライダー3つで三振を奪うなど好リリーフを見せていた堀投手、この日は右バッターだったものの左右関係なく結果を残した。韓国打線は台湾戦でも9回に同点に追いつくなど終盤の粘りを見せていたが、9回も完璧な投球で2アウトを奪い大きな仕事をやってのけた。

この投球に北海道日本ハムの大渕スカウトディレクターは「堀も入れてBIG5で良いのでは」と話し、寺島成輝投手、藤平尚真投手、高橋昂也投手、今井達也投手と並ぶ存在として評価した。

藤平投手も登板

今大会でこの日まで登板がなかったのは、BIG3の二人、高橋昂也投手と藤平尚真投手の2人だけ、「いつ登板するんだろうね」と二人で話していたというが、高橋昂也投手が先発をすると、堀瑞輝投手のリリーフの後、9回2アウトから藤平尚真投手が登板した。

藤平投手は初球に148キロの力のある球を左バッターのインコースに投げてストライクを奪い、これで勝負ありだった。2球目を詰まらせてレフトフライに打ち取った。

非常に短い投球だった。今日は決勝戦が行われるが今井達也投手が先発する事が予想され、試合の状況によって他の投手の登板はないかもしれない。藤平投手にとっては打者一人だけの対戦で終わってしまうかもしれないが、チームとしての役割を果たしてくれた。

ただし悔しい思いも感じていると思う。これをバネに、いつかこのチームのメンバーと投げ合ったり対戦した時に、笑って話せるような成長をしてほしい。

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イニングをまたいで、韓国のクリーンアップから3者連続三振の快投。1次リーグの台湾戦でも窮地を救った左腕は「ピンチで回ってきても、抑えられる自信がある。日本の勝利に貢献したい」と決勝の登板にも意欲をのぞかせた。

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