春季高校野球奈良大会、奈良大付は法隆寺国際を9-0で下し、ベスト4進出を決めた。
背番号10のプロ注目投手
大西健太投手は175cmの右腕で最速は145キロを記録する。昨年秋は背番号11でリリーフなどに登板しており、この春も安定感の課題から背番号1をつけることができず、背番号10で出場している。
この日は先発を任されると、4回を投げて2安打無失点に抑える好投、「低めに制球できた」と話した。
昨年秋には巨人など5球団が視察をし、この日も阪神など3球団のスカウトが視察をしている。プロも注目する中で大西投手は、「どこかで化けないといけない」と話し、夏までに結果を残す投球を見せたいと意気込みを話した。
シンプルでゆったりとしたフォームから、勢いある球が伸びてくる感じ、体はそれほど大きくないものの、大きなフォームで投げられるのが素晴らしい。夏には背番号1をつけて、智弁学園や天理を抑えて甲子園出場を目指したい。
「低めに制球できた」。エース・木下隆也投手(3年)と競争してきたが入学から一度も1番を背負えずに今大会も背番号10。「どこかで化けないといけない」と夏までのさらなる成長を誓った。
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