夏の高校野球南北海道大会が開幕し、北海道栄が伊達・厚真・えりもの連合チームに5回コールド13-0で勝利した。公式戦初先発した菊地脩斗投手が4回をノーヒットに抑え、11奪三振の投球を見せた。
ファイターズジュニア
菊地脩斗投手は小学校6年時にファイターズジュニアの選出された左腕投手。北海道栄に入学すると、1年秋からベンチ入りするなど期待をされていた。
しかし結果が出ずに迎えた今年春、スリークォーターだった腕をオーバースローに上げると球の回転が良くなり、この日、公式戦初先発すると、4回打者12人に対し11三振を奪う快投を見せた。
打撃でもランニングホームランを見せ、チームの勝利に貢献した菊地投手、最後の夏に大きな成長を見せている。
転機になったのは今年春の三重遠征だった。コーチの勧めで、スリークオーターからオーバースローに変えると球の回転がきれいになり、制球力が上がった。手応えをつかんで迎えた夏。「何をやるにしても最後。一球一球腕を振って投げようと思った」。
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