帝京高・田中悠我選手が投手にも挑戦、芝草氏が指導

高校野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

帝京高校はこの日、OBで今年から投手の指導を行う芝草宇宙氏が初指導を行った。内野手としてプレーしていたドラフト候補の田中悠我選手が、今月から投手にも挑戦しているという。

投手復活で帝京復活

帝京高校は2011年を最後に甲子園出場をしていない。2009年から2011年までは3年連続で甲子園に出場をしていたが、山崎康晃投手や伊藤拓郎投手、石倉嵩也投手などの投手陣を、帝京OBの小林昭則氏が育てていた。その小林氏が帝京五の監督となり抜けると、そこから投手がなかなか育っていない。

芝草氏は帝京高校で甲子園でノーヒットノーランを達成するなど活躍し、北海道日本ハムでは選手として、またスカウトとして活躍をした。プロの視線、スカウトの視線から選手を指導し、帝京高校復活を目指す。この日の初指導では、「甲子園で優勝を狙っているチーム。目標に向かって、レベルを上げていこう」と声をかけた。

田中選手が投手転向

そしてその指導を受けた投手の中に、田中悠我選手もいた。田中選手は強肩の捕手や内野手として注目され、2年時には4番を打って高校通算19本の長打力も見せる、今年のドラフト候補の一人。田中選手は今月から投手としての練習を始めたという。

田中選手は芝草氏からの指導について、「バランスを意識して、投げるようにアドバイスをいただいた。高校、プロで活躍された方ですし、貴重な経験です」と話した。前田監督も「力強い助っ人が来てくれた。一言一言に重みがありますし、選手たちに響けばいいなと思っています。刺激にもなりますし、本当に助かる」と期待を込める。

関東第一と二松学舎大附が2強となっている東東京は、帝京が復活する事で再び激戦区となるかどうか注目したい。

帝京高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

今月から投手の練習を始めた田中悠我内野手(2年)は「バランスを意識して、投げるようにアドバイスをいただいた。高校、プロで活躍された方ですし、貴重な経験です」と話した。

春夏3度甲子園に出場し87年夏は2回戦・東北戦でノーヒットノーランを達成。プロ野球を引退後は昨年まで日本ハムでスカウトを務めた。前田三夫監督(68)から指導を受けて成長できたと高校時代を振り返り「前田監督に育ててもらった。思いきり恩返しをしたい」と気合十分。指揮官も「母校思いでいつも熱い気持ちを持っている。うち(の課題)は投手。力強い助っ人が来てくれた。生徒にもいい刺激ですよ」と喜んだ。

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