春日部共栄の今年のドラフト候補で、最速146キロの速球を投げる村田賢一選手が、二刀流で根尾選手に並ぶ決意を見せた。
150キロ&30本塁打
春日部共栄の村田賢一選手は、180cm80kgのしっかりした体がある選手で、投げては昨年秋に146キロを記録して浦和実戦の延長12回完封など、チームを関東大会決勝まで導くエースの活躍を見せ、打っては昨年の秋の埼玉大会、関東大会で2本塁打を放つ4番バッターとして活躍した。
その村田選手は「150キロは出したいなと思っていますし、ホームランも30本ぐらいいければすごいなと思います」と話し、現在は体力強化を行っている。村田選手の現在の通算本塁打は3本、しかし秋の2本で長打力にも自信を持ち始めており、今年はホームラン量産も目指す。
目指すのは根尾選手だ、根尾選手は投げては150キロを記録し、打っては高校通算32本塁打、そして甲子園ではセンバツではエースとして優勝を果たし、夏は主に5番バッターとして打撃でチームを連覇に導いた。
センバツへの出場が濃厚な春日部共栄で、本多監督は村田選手に「エースで4番をお前に任せる」と話している。父からは「勝というより有名になれ」と指導されているようで、センバツへの意識は強い。特に強豪校を対戦し「倒したらこっちも乗りますし、もっと有名になっちゃうみたいな」と強い意識を見せる。村田選手が根尾選手クラスの活躍を見せ、高校生の目玉選手となっていくことができるか、まずはセンバツに注目したい。
村田、二刀流根尾目指す デイリースポーツ紙面 2019/1/16
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