和歌山東の147キロ右腕・落合秀市投手に9球団スカウト、巨人・オリックス・阪神は3人態勢で視察

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和歌山東が滋賀学園と練習試合を行い、プロ注目の147キロ右腕・落合秀市投手の視察のため、9球団17人のスカウトが集結した。

147キロ記録、4安打完投勝利

落合秀市投手は185cm90kgの大型右腕で、春季和歌山大会で147キロの速球を投げ、複数の国内・メジャーのスカウトが注目をしている。この日も9球団17人のスカウトが訪れたが、落合投手は「多いな、くらいでした。緊張しないので」と大物ぶりを見せた。

この日は初回、2アウト3塁のピンチを迎えたものの、4番バッターを145キロのストレートで空振り三振に斬り、力で抑え込んだ。2回から7回まではノーヒット、自己最速タイに並ぶ147キロのストレートとスライダー、スプリットで12個の三振を奪った。

最終回にエラーなどが重なって4失点をしたものの、9回を投げて4安打12奪三振で自責点0(4失点)、完投して8-4で勝利をした。

この日も大勢のスカウトが集まったが、オリックスは古屋編成部副部長以下3人態勢で視察、阪神と巨人も3人態勢で視察した。オリックスの古屋副部長は「スカウトがこれだけいても、全く動じていない。球はもちろん態度もいい」と話すと、阪神の渡辺スカウトも「直球も強いが変化球もいいところに決められる器用さもある。体も恵まれていて、素材としては申し分ない」と評価した。

また巨人の岸スカウトは、「奥川君の方が完成度はあるが、素材としては同じぐらい」と話すと、中日の中田アマスカウトアドバイザーも「ポテンシャルの高さは遜色ない」と話し、高校四天王と呼ばれる、大船渡・佐々木投手、星稜・奥川投手、横浜・及川投手、創志学園・西投手に匹敵すると評価した。

今年になり評価が赤丸急上昇の落合投手、夏の和歌山大会で150キロの大台に到達すれば、ドラフト上位指名の声が高まってきそうだ。

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スカウト陣からは絶賛の言葉が相次いだ。3人体制で視察したオリックス・古屋編成部副部長は「スカウトがこれだけいても、全く動じていない。球はもちろん、態度もいい」と惚れ込み、同じく3人体制だった阪神・渡辺スカウトは「直球も強いが、変化球もいいところに決められる器用さもある。体も恵まれていて、素材としては申し分ない」と話した。

阪神と同じく3人体制だった巨人の岸スカウトは、今年に入って3度目の視察。「(比較した場合)奥川君(星稜)の方が完成度はあるが、素材としては同じぐらい」と、同世代のトップクラスの投手と素材としては遜色ないだけの評価を口にした。また、阪神・渡辺スカウトは「ボールが力強い。あのまっすぐがあって、変化球でもカウントを取れる。体形とかフォーム的に秋山(阪神)に似ている」と振り返り、今後も成長を追っていく。

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