大船渡・佐々木朗希投手が連投、5回投げ146キロ記録しMLBスカウト評価

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大船渡の佐々木朗希投手は、前日の盛岡商の練習試合に続き、この日は宮城の加美農・一迫商・岩出山の3校連合チームと練習試合で先発した。49球を投げてストレートは8球のみだった。

最速146キロ

3校連合チームとの練習試合を行った大船渡は、佐々木朗希投手が前日の盛岡商戦で9回113球を投げた後の連投でこの日も先発し、5回49球を投げてノーヒット1失点に抑えた。49球のうちストレートはわずか8球のみ、初回は135キロ前後まで抑えていた。しかし2回に少し力を入れると球速は146キロを記録した。

この日は球場も気温が30度あり、猛暑の中での連投のテストという形だったと思うが、4回はストレート1球の他はすべてチェンジアップを投げ、5球で抑えるなど、球数を少なくして抑えることに挑戦をしていた。セーブ投球ながら5回をノーヒット3奪三振、2つの四球と味方のエラー、そして犠飛で1点を失ったことがチームとしての課題ではあるが、様々なトライを続けている。

この試合を視察したフィリーズの大慈弥スカウトは「やっぱり疲れているよね。連投してバスの長時間移動だし。体の状態を把握して最適な投げ方ができている。クレバーだね。」と話し、「でも素材は超一級品。捕手がよく捕れるなというくらいの球の質。自分を持っている。」と評価した。

佐々木選手は4番で出場し、5回裏に2ランホームランを放つなど打撃でも結果を見せた。盛岡大会では打撃でもあまり活躍ができず課題だったが、こちらも状態を挙げてきた。

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25日に113球で完投してからの連投。気温30度と絶好の条件で夏の予行演習となった。初回は直球でも135キロ前後だったが、2回にやや力を入れ146キロをマーク。ただ、チェンジアップを中心に変化球で組み立て、直球は49球中8球しかなかった。4回は142キロの直球を1球投げた他はすべてチェンジアップで、わずか5球で終えるなど、打たせて取るスタイルも徐々に板に付いてきた。

視察した米大リーグ・フィリーズの大慈彌環太平洋担当部長は「やっぱり疲れているよね。連投してバスの長時間移動だし。でも素材は超一級品。捕手がよく捕れるなというくらいの球の質」と絶賛した。

視察したフィリーズの大慈弥功環太平洋担当部長は「連投の疲れはあるようだけど、体の状態を把握して最適な投げ方ができている。クレバーだね」。

直球は49球中わずか8球だった。視察したスカウトのスピードガンで最速146キロ。フィリーズ・大慈弥環太平洋担当部長は「素材は超一級品。非常にクレバーで、自分を持っている」と“省エネ投球”を認めた。

打者としては、5回裏、無死三塁からバットの先っぽに当たった打球が右越2ランに。投打にわたる二刀流の活躍を見せた。

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