12球団のドラフト指名採点

2019年ドラフト会議、12球団の採点

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星稜・奥川、横浜・及川、日大三・井上、創志学園・西が各地で練習試合、プロのスカウトも密着マーク

及川雅貴, 奥川恭伸, 井上広輝, 広沢優, 西純矢, 内海貴斗

高校BIG5と呼ばれる大船渡・佐々木朗希投手、星稜・奥川恭伸投手、創志学園・西純矢投手、日大三・井上広輝投手、横浜・及川雅貴投手のうち、佐々木投手を除く4人が各地の練習試合で登板し、プロのスカウトもマークを続けている。

創志学園・西投手

創志学園の153キロ右腕・西純矢投手は、創志学園の赤坂グラウンドで福岡の沖学園との練習試合で先発し、3回に2ランホームランを浴びて2失点も5回3安打7奪三振、最速は148キロを記録した。また4番バッターとしても3打数2安打2打点の活躍を見せた。

西投手は、「最近では一番いい状態」と話し、夏を前に状態が上がっている。この日は巨人、北海道日本ハムのスカウトが視察に訪れ、マークが続いている。

星稜・奥川投手

星稜の奥川恭伸投手は、健大高崎グラウンドで東海大相模との試合で先発し、8回107球を完投した。味方のエラーが絡み5安打で5失点したが、最速は149キロを記録し4回まではパーフェクト、8回で12三振を奪った。

4回までは完璧だった投球が、5回に味方のエラーと四球、そしてけん制の悪送球でノーヒットながら1失点すると、6回には3本のヒットに3つの盗塁を決められて4失点した。「ミスがあっても踏ん張らないといけない。勝ちきらないといけない試合でした東海大相模は対応力がすごかった」と話したが、「いい経験になりましたし、自信にできる部分にもたくさんありました」と前向きなコメントもしている。

奥川投手はイニングと同じかそれ以上の三振を奪うものの、前日の山梨学院戦でも5回3失点をしており、失点もやや多く気になる。巨人は奥川投手を担当する織田淳哉スカウトが密着マークをしているが、「いいボールで長いイニングを投げられていたと思う。順調に夏を迎えられそうで良かった」と話し、夏の大会で力を見せることを期待した。

横浜・及川投手と日大三・井上投手

横浜高校と日大三は、日大三グラウンドで対戦し、153キロ左腕の及川雅貴投手と、151キロ右腕の井上広輝投手がそれぞれ登板した。及川投手は7回からリリーフで登板をし、3回3安打で2失点、143キロの球をホームランにされた。それでも球速は147キロを記録、5つの三振を奪った。

視察した東京ヤクルトの伊東編成部長は「先日も良かったし、今日も安定していた。一時期の不調を脱した感はある。暴れるような球もほとんどない。いい左投手はどのチームもほしい。非常にいいものを見させてもらいました」と話し評価した。また、横浜DeNAの河原スカウトディレクターは、「相手も強いし、甘いところにいくと本塁打になる。もう少し球がクロスに入るといい。状態はしっかり戻ってきているし、あとはこうやって自信をつけていけば」と話した。

対する井上投手は先発のマウンドに上がると、3回まで無失点に抑えたものの、4回に横浜のU18代表候補・内海貴斗選手に2ベースヒットを浴び、味方のエラーも重なって3失点した。5回にも内海選手の2ベースヒットを許しピンチを背負ったが、このピンチは三振で切り抜けた。5回を投げて5安打3失点、それでも5つの三振を奪い、「序盤は自分のリズムで投げられた」と手ごたえも感じていた。

視察した巨人の青木スカウトは「よく腕が振れていた。器用でセンスを感じるピッチャー。フォームもきれいで将来性がある」と評価、オリックス・古屋編成副部長も:「制球力もあり、ゲームを作れる好投手」と評価した。

この日、内海貴斗選手は第2試合でも高校通算20号となるホームランを放った。内海選手はセンバツ後に調子を崩していたが、この日は2試合で5安打を打ち復調気配を見せた。一方、日大三の広沢優投手は3回を投げて4安打4失点、1イニングで3つの四球を与えるなど、制球の課題が残ったままだった。

高校四天王はそれぞれ、失点をしながらも多くの三振を奪う投球を見せた。今の時期に完ぺきな投球をしてしまうと、各都道府県大会の中盤から後半にかけて疲労がたまり調子を落とす事が多い気がするので、特に甲子園に調子を合わせているのであれば、この時期はこのくらいで良いのではないかと思う。

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巨人と日本ハムのスカウトが視察したなか、最速は148キロを計測。「最近では一番いい状態」と手応え。2回に2点二塁打を放つなど、3打数2安打2打点と4番の仕事もした。

強豪相手の敗戦を、「いい経験になりましたし、自信にできる部分にもたくさんありました」と、前向きに捉えた。視察に訪れた巨人・織田淳哉スカウト(46)は「いいボールで長いイニングを投げられていたと思う。順調に夏を迎えられそうで良かった」と右腕の高校最後の夏に期待を膨らませた。

点リードで迎えた5回は2つの失策が絡んでノーヒットで1点を献上。6回もミスからピンチを招き、4番・西川に同点の中越え2点二塁打、5番・本間に勝ち越しの左前適時打を許すなど3本の長短打を浴びて一挙4点を与えてしまった。

試合を視察した巨人の青木高広スカウトは、日大三・井上を「よく腕が振れていた。器用でセンスを感じるピッチャー。フォームもきれいで将来性がある」と評価していた。

2ストライクからの失投に加え、味方の失策も絡み「自分が抑えなきゃいけなかった」と反省した。最速147キロの直球を9球団19人のスカウト陣も一様に評価。オリックス古屋編成副部長は「制球力もあり、ゲームを作れる好投手」と話した。

ヤクルト伊東編成部長は19日の二松学舎大付(東東京)との練習試合登板に続く視察。「先日も良かったし、今日も安定していた。一時期の不調を脱した感はある。暴れるような球もほとんどない」と復調を認めた上で「いい左投手はどのチームもほしい。非常にいいものを見させてもらいました」と評価した。
DeNA河原スカウトディレクターは、制球に苦しんだセンバツ初戦の明豊(大分)戦以来の視察。「相手も強いし、甘いところにいくと本塁打になる。もう少し球がクロスに入るといい」と課題も挙げながら「状態はしっかり戻ってきているし、あとはこうやって自信をつけていけば」と頼もしそうに見つめていた。

日大三(西東京)との練習試合。第1試合で相手のドラフト候補右腕・井上広輝投手(3年)から二塁打を2本、広沢優投手(3年)からも安打を放ち、猛打賞の活躍を見せた。特に4回の第2打席、井上の143キロ直球を捉えたセンターオーバーの二塁打は、高校生ばなれした打球の勢いだった。好調のまま、第2試合では右翼へ高校通算20号となる本塁打を放った。


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