大船渡・佐々木朗希投手、夏初戦は15日

佐々木朗希, 大船渡高

岩手大会の組み合わせが決定し、大船渡は15日に遠野緑峰と対戦する。

6月23日の練習試合で完封

佐々木朗希投手が注目される岩手大会の組み合わせが決定した。大船渡は遠野緑峰と15日に対戦し、勝ち上がれば17日に3回戦で宮古vs一戸の勝者と対戦する。

遠野緑峰は昨年夏は3回戦、秋と春は共に地区で敗退しており、新チームではまだ公式戦での勝利はない。また宮古高校は昨年夏は3回戦、秋と春は地区大会は突破したが県大会では初戦で敗退、一戸高校は夏・秋・春ともに県大会2回戦まで勝ったものの、昨年秋は大船渡と対戦しコールドで敗れている。

このあたりのチームだが、大船渡には余裕があるわけではない。大船渡も佐々木投手を擁しているが、昨年夏は3回戦で、秋はベスト4まで勝ち上がったがこの春は県初戦で敗退している。佐々木投手が全力で投げ続ければ抑えられるかもしれないが、チーム力としてヒットを少なくできるかが勝負となる。

そしてここを勝ち抜くと、4回戦からは強豪が相手になる可能性がある。4回戦では春準優勝のシード校・盛岡四と、準々決勝では春ベスト8の久慈、そして準決勝で盛岡大付、決勝で花巻東と、お互いに勝ち上がれば対戦する。日程も15日、17日、20日、21日、23日、24日と、中0日のところもあり、佐々木投手一人では難しい所もある。

佐々木投手はU18代表候補合宿で163キロを記録した後は、4月20日の仙台育英戦で150キロを記録したあと、球速を140キロ台に抑えるピッチングをしていた。まだ骨が成長途中の状態であることがわかり、全力の登板をさせなかった。しかし、6月2日の佐久長聖との練習試合で153キロを記録し、149球を投げると、23日には水沢工と練習試合をし、完封勝利を挙げたという。国保監督も「今のところ調整は順調です。ギアが必要な時が来れば」と話し、大会では本気の投球も解禁させる。

初戦の7月15日は海の日で祭日、開催される花巻球場には多くのファンやスカウトが詰めかけるだろう。悔いのないことなんてないかもしれない。でも高校野球が良かったといえるような最後の夏になってほしい。

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佐々木朗は「チームが勝つために任されたところを投げたい。何が何でも甲子園に行きたい」と覚悟を口にしてきた。5月からは練習試合で連戦連投して準備を進めている。初戦まで1カ月を切り、右腕の調子も上がっている。直近の23日の水沢工との練習試合で完封勝利を挙げたことを明かした国保監督は「今のところ(佐々木朗の)調整は順調です。ギアも必要な時が来れば(上げられる)」と準備は整いつつある。

序盤での強豪との対戦は回避できたが、国保陽平監督(32)は「トーナメントなので負けたら終わり。変わらず自分たちのいいプレーを出せるようにやっていくだけ。(山場は?)初戦です」と表情を引き締めた。春は佐々木が登板しないまま1回戦敗退。千葉主将も「あまり先を見ずに、目の前の勝利に向かっていくことが大事。一戦必勝で頑張りたい」と語った。

佐々木を含めて投手を5人もベンチ入りさせ、登板イニングを分散させる方針。今春の岩手大会沿岸南地区予選・高田戦で、八回参考ながら無安打無得点に封じた和田吟太投手(3年)らが控える。国保監督が「コンディションに応じて」と語ったように、背番号1だけに負担が集中しないような態勢を整えた。


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