夏の高校野球・ 奈良大会の展望(2019)と注目選手:ドラフト注目度C

高校野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

夏の高校野球・奈良大会が7月13日に開幕する。投手も140キロ超という投手も1年生しか聞かず、打者もスラッガーとして注目される選手もほとんどいない。地区のドラフト的注目度はC。

注目選手

昨年のドラフト会議では、天理の太田椋選手がオリックスにドラフト1位で指名された。遊撃手として全国屈指の存在で、打撃でも成長を見せての1位指名選手となった。

今年は注目選手はいない。

その他の選手

天理の北野樹選手は、様々なポジションを守りながら、昨年秋からは捕手となってセカンドまで1.9秒の強肩を見せた。打撃では通算本塁打数は5本だが、痛烈なライナーを飛ばす選手。智弁学園の塚本大夢選手も170cmと上背はないが、2年春に5本塁打を打つなど爆発力のある選手。3年に向けての成長については、まだあまり名前を聞かないが、最後の夏の活躍に注目したい。

智弁学園はセカンドの坂下翔馬選手も全国大会でおなじみの選手。堅実なプレーと高い打率を残す野球センスは非常に高い。智弁学園は主軸を打つ柳田健太郎選手と吉村誠人選手も、高校通算何本という所ではなく、名門の主軸としての勝負強さなど高いレベルの打撃を見せる。橿原学院の平田直也選手も2年時から遊撃手としてプレーし、主軸を任された。郡山は捕手の安野航選手が強肩強打で注目され、2年生の土井翔太選手がショートにコンバートされセンスを見せている。

投手では法隆寺国際の丹羽拓哉投手の素質が注目される。173cm80kgの右腕だが2年生の春からエースとして投げ、3年春に139キロまで伸ばしてきた。投げる球の質が良く、プロのスカウトも楽しみにしている投手だという。天理の桂田拓都投手は技巧派タイプの左腕、球速は130キロ前半でこの夏にどのくらいを記録するか。

そして智弁学園は1,2年生が特に注目される。1年生の小畠一心選手は185cm81kgの体があり、すでに143キロを記録している。同じく1年生の左腕・西村王雅投手もスリークォーターからの138キロの速球の力がある。また、1年生の前川右京選手は春にいきなりホームランを放った長打力の光るバッター。2年生でも捕手の佐藤尊将選手はセンスを高く評価されており、三田智也選手もU15代表経験のある内野手で、次期セカンド候補。

優勝予想

昨年は奈良大付が優勝し天理が準優勝、決勝戦は10-9というスコアだった。秋は天理が優勝し、準優勝は橿原、今年春は智弁学園が優勝して準優勝は郡山。天理vs智弁の激突はないものの、2強のどちらかは必ず顔を出している。

選手層からいくと智弁学園が光るものの、天理も補強は怠っていないだろうし、どんな戦力が出てくるかわからない。ただ、共に投手に目だった選手がいない事が気がかりで、他チームにとっては隙となる。

昨夏を経験した奈良大付や県屈指の好投手のいる法隆寺国際、選手層の厚い郡山が2強を打倒できる候補。他にも高田、高田商、関西中央、橿原学園なども力がある。

2019年度以降-高校生-奈良県のドラフト候補リスト

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