敦賀気比2年・笠島尚樹投手が144キロ、昨年1回3失点から成長

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敦賀気比の2年生・笠島尚樹投手が昨年夏の甲子園から大きく成長をして帰ってきた。

1回3失点から9回3安打1失点へ

敦賀気比の笠島尚樹選手は、昨年夏の甲子園で、木更津総合戦の1-7と大きく離された9回に登板したものの、1回で3点を失い悔しいマウンドとなった。

そこから体が突っ込まないようにするためのフォーム改造に取り組むと、春の北信越大会では決勝で星稜の奥川恭伸投手と投げ合い、敗れるも8回3失点の好投を見せ、夏は安定したエースとなり、甲子園出場を掴んだ。

この日も富島高校打線を9回まで3安打7奪三振で1失点、レフトを守る木下元秀選手も、「守っていて気持ちが緩みそうだった」と話すくらい、安定した投球だった。9回1アウトから3ベースヒットを許したものの、マウンドであわてる事なく残りの2アウトを奪って完投勝利を挙げた。球速も自己最速となる144キロを記録、昨年から大きく成長した姿を見せた。

2015年にセンバツの準決勝で、敦賀気比vs大阪桐蔭の試合を見て、「同じ福井県人として平沼さんの投球に憧れた」と北海道日本ハムに進んだ平沼翔太投手に憧れる。上背はないものの、144キロのストレートにキレがあり、制球なども申し分ない。来年のドラフト候補として注目していく選手となりそうだ。

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初回に自己最速を2キロ更新する144キロを計測し3回まで無安打。9回1死三塁では春季北信越大会決勝で投げ合った星稜・奥川の姿を教訓に無失点で切り抜けた。「マウンドで慌てないところは見習いたいなと」。

3安打1失点に抑えて100球で完投した。「変わった姿を見せられた」。昨夏の木更津総合(東千葉)との1回戦は1―7の8回から登板して1回3失点。防御率27・00の成績が残った右腕が、同校を4年ぶりの勝利に導いた。

笠島は初回に自己最速を2キロ更新する144キロをマーク。前に突っ込む投球フォームを改善しようと、冬場に重心を後ろに置く意識で投げ込みを行いキレも制球力もアップ。成長した直球を軸に「インコースに投げきる、そこで打ち取る」と、富島打線を散発3安打に抑えた。

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