花咲徳栄が全体練習開始、井上朋也選手の練習を千葉ロッテスカウト視察

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3月1日より全体練習を中止していた花咲徳栄がこの日、4カ月ぶりとなる全体練習を再開した。

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千葉ロッテチーフスカウト視察

埼玉の強豪・花咲徳栄は、新型コロナの影響により、3月1日から全体練習を中止し、寮に住む選手のみの自主練習としていた。この日、4カ月ぶりとなる全体練習がスタート、自宅から通う選手も参加をした。

その中で、高校通算47本塁打の井上朋也選手は、木製バットで打撃練習を行い、快音を響かせた。この右の大砲にこの日は、千葉ロッテの榎チーフスカウトが視察に訪れて練習を見守った。

花咲徳栄は、8月8日より埼玉県の代替大会に出場をするが、甲子園交流戦と日程が重なるハードスケジュールとなる可能性がある。また、埼玉大会は7イニング制で行われる事が発表されており、岩井監督は「先手必勝。今まで以上に立ち上がりを攻めたい。序盤がカギ。最初の10分で点が入るような、超攻撃的なチーム編成を考えている。」と話し、「井上がいきなり、も十分あり得る」と、井上選手を1番に置く可能性も示唆した。

2017年の夏に優勝したチームに、2018年から加わり、その1年生の夏から甲子園で活躍をしてきた井上選手、集大成となるセンバツの出場も決まっていた3年生の今年は、新型コロナウイルスの影響によりこのような状況となってしまったが、熱く充実した夏にしたい。

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井上はロッテの榎康弘チーフスカウトが視察する中、木製バットで快音を響かせ「ここまで大会がなかった分、結果を出したい」と力を込めた。

埼玉の独自大会は、7イニング制で行われる。岩井隆監督(50)は「先手必勝。今まで以上に立ち上がりを攻めて逃げ切りたい。最初の10分で点が入るような、超攻撃的なチーム編成を考えている。(4番の)井上が、もっと早い打順になることも、十分あり得る」と構想を明かした。1番・井上が先頭打者アーチというシーンが、埼玉大会で見られるかもしれない。

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