秋季関東大会は好捕手の競演、健大高崎・綱川真之佑選手は大型捕手

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

秋季関東大会ではベスト4が出そろい、来年のセンバツ出場が濃厚となったチームもある。敗れたチームでも捕手がしっかりとしており、その強さが見えた。

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ナンバー1は健大高崎・綱川選手

ベスト4入りしセンバツ出場が濃厚となった健大高崎は、180cm81kgの捕手・綱川真之佑選手が、低くて伸びる二塁送球を見せ、1.96秒と2秒を切ってきた。打順では8番を打っており、バットの方が伸びてきたら楽しみな大型捕手。

常総学院も140キロを超す投手陣が注目される中で、田邊広大捕手の送球の強さが光った。173cm74kgと上背はないが投手陣をしっかりとリードしている。打順は6番で力強さなどはもう少しだが、前橋商戦ではしっかりと打点を挙げ、木更津総合戦では左中間への2ベースヒットや、センターオーバーのタイムリーヒットなど手首や内部の強さを見せている。

初戦で常総学院に敗れた前橋商も蛯谷亮介選手は165cmと小柄だが、セカンドへは2.01秒の送球を見せ、田邊選手と同じくらいの送球を見せていた。また、東海大相模に敗れた石橋高の小林到捕手はセカンドまで1.9秒台を記録、171cm71kgの選手だが、チームの主将として、また3番バッターとしてもヒットを打てる。足もある選手でチームの中心だ。

好捕手が引っ張るこれらのチームは、来年の春も再び顔を合わせるのではないかと思う。その時にそれぞれどんな選手になっているのか注目したい。

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