神村学園・泰勝利投手が左から146キロ、ストレート一本投球を阪神・日本ハム・中日が視察し阪神は3人態勢

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神村学園の148キロ左腕・泰勝利投手が夏初戦を迎え、最速146キロのストレート一本で、3回をノーヒット無失点に抑える投球を見せた。この試合には阪神、北海道日本ハム、中日の3球団が視察、阪神は3人態勢で視察をした。

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剛球左腕

泰勝利投手は173cm78kgの左腕投手で、最速は148キロを誇る。本来はスライダー、カットボール、チェンジアップなどの変化球を投げるが、この日の吹上との初戦はそれらを封印し、ストレート一本で勝負した。ヒットを打たれるまで直球でいこうと決めていた」と話し。

そのストレートは最速146キロ、ほとんどが140キロ中盤を記録した。四球を2つ与えたものの、3回をノーヒット無失点に抑え、その他の球を使うこと無く登板を終えた。

この試合には阪神、北海道日本ハム、中日の3球団が視察をしたが、阪神は3人態勢で視察をしている。前田スカウトは「直球に切れがあった」と評価した。また中日の三瀬スカウトは「春に比べスピードが上がり順調に成長している。ボールの質が素晴らしい。もっと直球が低めに集まり出せば、手も足も出なくなると思う」と評価した。

奄美大島出身で、高校入学時は球速は110キロ台だったという。しかし1年時は故障をしており体づくりを集中的に行うと、3年時には140キロを超す球を投げるようになった。それでも今年5月の県の大会では鹿児島城西に破れ、「力が出せず負けた」と反省すると、6月に148キロを記録し更に成長した。

急激に成長をしている左腕投手。左投手の獲得を積極的に進める阪神が3人態勢での視察をしており、候補としてかなり意識しているようだ。

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プロ志望の左腕を目当てに3球団が視察。3人態勢だった阪神の前田忠節スカウトは「直球に切れがあった」と評価。中日の三瀬幸司スカウトは「春に比べ球速が上がっている」と直球の進化を感じていた。

この日、阪神の3人をはじめ日本ハム、中日のスカウトが視察。中日三瀬スカウトは「スピードが上がり順調に成長している。ボールの質が素晴らしい。もっと直球が低めに集まり出せば、手も足も出なくなると思う」。

 

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