東洋大対決、原樹理投手・上茶谷大河投手はともに譲らず

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東洋大出身対決となったこの日の東京ヤクルトvs横浜DeNAの試合は、原樹理投手、そして横浜DeNAドラフト1位の上茶谷大河投手がともに譲らなかった。

東洋大対決

東京ヤクルトの原投手は東洋大から2015年のドラフト1位で東京ヤクルトにドラフト1位で指名された。高山俊選手の1位指名を巡り、当時の真中監督が外れくじだったものの勘違いしてガッツポーズを見せたが、のちに外れくじとわかり、そして指名したのが原投手だった。その原投手、1年目は2勝8敗、2年目も3勝11敗と大きく負け越し、ファンからも1位指名という評価に疑問の声も出ていたが、昨年6勝7敗の成績を残すと、今年はローテーションの一角として期待される投手に成長した。

対する横浜DeNAの上茶谷大河投手は、原投手が4年生として2部で戦っている時に1年生で入学したが、京都学園高校という野球ではそれほど有名でない高校から進学をしており、東洋大姫路でプロも注目した甲斐野央投手や仙台育英出身の梅津晃大投手、PL学園出身の中川圭太選手などの同学年選手とも実力差があった。原投手については「雲の上の存在だった」と話す。

それでも大学3年生でリーグ戦に登板するくらいに力をつけると、その秋に140キロ後半の速球を投げ始める。そして4年春には150キロを超す球を投げ、春のリーグ戦で6勝を挙げてチームを優勝させるエースに成長ていた。

この日、原投手は低めに投げ続ける制球力とショートなどで7回を3安打6奪三振1四球で無失点に抑えた。対する上茶谷投手もプロ初登板だったが、同じく7回を6安打7奪三振1四球、青木選手に浴びたホームランの1点のみに抑えた。1-0とリードして降板した原投手だったが、8回にリリーフがつかまりDeNAに逆転を許し勝利はなくなった。逆にプロ初勝利の権利を手にした上茶谷投手だったが、8回裏にリリーフが4点を失って再逆転され、原投手・上茶谷投手ともに勝利はつかなかった。

原投手と上茶谷投手の初対決は互角と言ってよい。これから何度も対戦する事になりそうだ。

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山田哲から3三振を奪うなど、力のある直球とカットボールなど変化球もさえ、東洋大の3学年先輩にあたる原と堂々と投げ合った。ラミレス監督は「想像以上にいい投球。彼に勝ってほしかった」と称えた。

上茶谷についてDeNA・ラミレス監督
「気合の入った、いい投球で、想像以上だった。勝たせてあげたかった」

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