DeNAのドラフト３位ルーキー・武田陸玖選手はフェニックスリーグで二刀流挑戦も

昨年のドラフト3位で横浜DeNAに入団した武田陸玖選手が、フェニックスリーグで本格的に二刀流に挑戦する可能性があるという。

故障で

武田陸玖選手は、昨年４月の侍ジャパンU18代表候補強化合宿に参加すると、野手として馬淵監督などが絶賛するプレーを見せており、また左腕投手としても抜群のキレを見せて代表入りすると、台湾で行われたU18W杯では二刀流として世界一に貢献した。

山形中央高でも投げては最速149キロの左腕エースとして、打っては高校通算31本塁打のスラッガーとして注目され、ドラフト会議では横浜DeNAがドラフト3位で指名をしている。横浜DeNAの関係者は「DeNAにとっても新しい挑戦」と二刀流で育てていくことをしていた。

しかし今年は春季キャンプで左肘の炎症により、その後5月にも右肩を手術するなど度重なる故障をしていたが、リハビリを続けるとまずは打者としてイースタン・リーグで4試合に出場している。

すでに投球練習も開始しており、10月7日から宮崎で始まるフェニックスリーグでは二刀流に挑戦する可能性があり、そのプレーが注目される。